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サリバン先生のおすすめ本3選!すごいところや名言も紹介!

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今回は、サリバン先生のおすすめ本3選!すごいところや名言も紹介!と題してお届けします。

2022年5月18日(水)~6月5日(日)まで東京公演、6月8日(水)~6月12日(日)までの期間で大阪公演が行われる舞台「奇跡の人」

「奇跡の人=ヘレン」だと思っている方もいらっしゃると思いますし、私もはじめはそう思っていたのですが、実は「奇跡の人」とはサリバン先生のことなんです!!

私は2019年の「奇跡の人」を見て「三重苦+わがままに育てられらた&地頭はいいから悪知恵は働くヘレンに言葉を教えたサリバン先生こそ奇跡の人だ!」と実感できました!

私は高畑充希さんが大好きで、高畑充希さんが演じるサリバン先生も大好きなんです!

そのため、サリバン先生のことが気になってしまい、サリバン先生についても書かれている本を読んでみました(*^^*)

本記事では、サリバン先生のおすすめ本3選!すごいところや名言も紹介!と題して詳しくご紹介していきますので、

  • 「サリバン先生ってメガネかけたおばさんでしょ?どこがすごいの?」
  • 「ヘレンのことは知ってるけどサリバン先生のことはあんまり知らない」

と思っている方はぜひ参考にしてみてください♪

 

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サリバン先生のおすすめ本3選!

目が見えない、耳も聞こえない、話せないという三重苦を抱えたヘレン・ケラーを題材にした本は多いです。

しかし、実際に私が読んだサリバン先生についても書かれているおすすめの本をご紹介していきます!

お子さんにも分かりやすい本から、大人でも感動してしまう本までご紹介していきますね(*^^*)

何より、サリバン先生のことについては私も本を読むまで「知らなかった!」ということも多かったので、ぜひ参考にしてみてください♪

 

①サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月

サリバン先生についても書かれているおすすめの本1冊目は「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」です。

基本情報

【文】デボラ・ホプキンソン

【絵】ラウル・コローン

【訳】こだま ともこ

【出版社】光村教育図書

「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」は、サリバン先生とヘレンが出会ってから、ヘレンが手紙まで書けるようになるまで4ヶ月間が描かれていて、

  • サリバン先生が学んだパーキンス盲学校の寮母・ホプキンス夫人にあてた手紙(の一部分)6通
  • 客観的に見た状況説明

という構図となっています。

それでは、「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」の良かった点や微妙だった点、この本をおすすめしたい方をご紹介していきます(*^^*)

 

良い点

実際の写真や手紙があってイメージしやすい

言葉が的確

短いので読みやすい

「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」には、本を開いた1番最初のページと最後にヘレンとサリバン先生の実際の写真やヘレンが書いた手紙があります。

そのため、2人の様子も分かりやすいですし、よりリアルに感じることができました!

また、それらの写真では落ち着いた雰囲気なのですが、舞台「奇跡の人」でもそうだったように、実際にヘレンが言葉を理解するまでは戦いのようだったと思うんです(^^;

ねこ先輩
ねこ先輩
私は子育てをしたことがないけど、障がいを持っていない子どもを育てるのだって毎日大変だと思う(>_<)

ヘレンは三重苦で、さらに赤ちゃんではないので力もあり、元々地頭がいいのでサリバン先生の鍵を井戸に落としちゃうような子なので、壮絶な戦いだったことが想像できます。

そんなヘレンとサリバン先生の戦いっぷりが的確な言葉で端的に、しかしリアルに表現されているんです!

特に、サリバン先生がヘレンに座ってスプーンを持って食事をするよう教えるシーンの描写は臨場感がありました!

さらに、長い本ではなく短い絵本でとっても読みやすいので、時間がない大人の方にもおすすめできます(*^^*)

 

微妙な点

絵が柔らかくて臨場感がない

ケラー家とサリバン先生の関係についてはあまり触れられていない

前述の通り、ヘレンが言葉を理解するまでのサリバン先生との戦いについて、文章は的確なのですが、表紙からも分かる通り絵はとっても柔らかい感じなんです(^^;

ヘレンが暴れている絵も柔らかい感じで臨場感がないので、例えばお子さんに読み聞かせをする時は、ヘレンが暴れている部分は大げさに読むくらいがちょうどいいです(*^^*)

また、サリバン先生はケラー家にヘレンの家庭教師として雇われたのです。

しかし、当時、サリバン先生はまだ21歳で、ヘレン以外の子の家庭教師すらしたことがないという「全くの未経験&超若い」という状況でした。

ねこ先輩
ねこ先輩
現代で考えると、実の両親でも手を焼いてしまうような子の家庭教師に、未経験の大学3年生がやってきたって感じだね!

そのため、舞台「奇跡の人」などではケラー家の人々がサリバン先生を不振がったり、ヘレンの兄・ジェイムズがサリバン先生をからかったりするといった描写があります。

しかし、こちらの本ではヘレンと家族については多少書かれているものの、ヘレンの家族とサリバン先生の関係については全然書かれていません

そのため、ちょっと物足りない感じがしました(^^;

サリバン先生はケラー家に通っていたわけではなく一緒に住んでいて、当然家族との交流もあったと思います。

そのため、よりリアルを知りたいのであれば別の本も読むことをおすすめします(*^^*)

 

こんな方におすすめ!

お子さんに読み聞かせをしたい方

サリバン先生の想い+簡単な経歴が知りたい方

こちらの本は、縦約25cm×横約20cmほどと大きめですし、絵も全ページについているので、お子さんに読み聞かせをするのにはぴったりです!

前述の通り、ヘレンが暴れているシーンの絵も含め全編柔らかい感じの絵なので、読み聞かせをする際は声に強弱をつけたりすることをおすすめします(*^^*)

大人には物足りない部分もありますが、冒頭にはサリバン先生簡単な経歴がありますので、思い出したり新たに知ることがあったりする方もいらっしゃると思います。

また、サリバン先生が学んだパーキンス盲学校の寮母・ホプキンズ夫人にあてた手紙の一部も載っていますので、サリバン先生の想いをちょっとだけ知ることができますよ(*^^*)

ねこ先輩
ねこ先輩
特に、1番有名なヘレンが“水(water)”を理解した時の報告の手紙の最後は胸に刺さった!

そして、ヘレンが水を理解してから他の色々な言葉を理解していくまでの過程は、障がいを持っていないお子さんに教える時にも役立つのではないかな~と思っています!

また、実際にヘレンが書いた手紙の画像が見られるのはこの本だけです!

 

②サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者

サリバン先生についても書かれているおすすめの本2冊目は「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」です。

基本情報

【漫画】奥良モト

【シナリオ】堀ノ内雅一

【監修・解説】鳥飼行博(東海大学教授)

【出版社】集英社

「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」は、サリバン先生の幼少期から亡くなるまでの一生が描かれており、

  • マンガ形式(注釈付き)
  • 最後に文章&年表

という構図となっています。

それでは、「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」の良かった点や微妙だった点、この本をおすすめしたい方をご紹介していきます(*^^*)

 

良い点

サリバン先生の一生がよく分かる

サリバン先生を支えた方々のことも書かれている

漫画だから読みやすい

サリバン先生も目が悪かったということをご存知の方もいらっしゃると思いますが、どんな幼少期を過ごしたかまでは知らない方も多いのではないでしょうか?

舞台「奇跡の人」でもサリバン先生の弟の名前は出てくるのですが、思ったよりもずっとずっと壮絶な幼少期なんです。。。

ねこ先輩
ねこ先輩
サリバン先生のヘレンに対する愛情深さは、幼少期の経験からきていたのかも!

また、サリバン先生は「ヘレンに言葉を教えたい」と奮起するのですが、「教育を受けたい」と思い、実際に行動に移したサリバン先生の過去も知ることができますよ(*^^*)

そして、よく描かれるのは“サリバン先生とヘレンの出会いから、ヘレンが水を理解するまで”ですが、その後の2人(大学に行ったり講演をしたり)についても描かれています!

さらに、

  • ヘレンより前にハウ博士から教育を受けていた、目・耳が不自由なローラ・ブリッジマン
  • サリバン先生の旦那さんであるジョン・メーシー
  • 晩年、サリバン先生の代わりを務めたポリー・トムソン

など、普通の本ではあまり語られない、サリバン先生を支えた方々のことも描かれているのでとっても勉強になります!

特に、ローラ・ブリッジマンとの出会いは、サリバン先生にとってヘレンの家庭教師を務めることを決意するのに、大きな影響を与えたのではないかなぁと感じました(*^^*)

ねこ先輩
ねこ先輩
ヘレンよりも前に目が見えない・耳が聞こえないという障がいを持っていて、かつ教育を受けた方がいるなんて知らなかった!

このように情報は盛りだくさんなのですが、漫画形式なので活字に慣れていない方でも読みやすいです!

さらに、聞き馴染みのない単語や出来事には注釈も付いているので、これ一冊で色々なことが分かりました(*^^*)

 

微妙な点

ケラー家とサリバン先生の関係についてはあまり触れられていない

前章でご紹介した「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」同様、ケラー家とサリバン先生の関係についてはあまり触れられていません。

ねこ先輩
ねこ先輩
サリバン先生を支えた人たちのことは多く載っているのにな~。なんでだろうな~(^^;

しかし、漫画の後に書いてある文章の中では、

  • ケラー家の人々に対して「間違っている」と思ったことを抗議したこと
  • 人種差別や女性差別をしたケラー家の親戚と口論になったこと

などが描かれていました!

どちらのエピソードも本当にサラッと書いてあるだけなので物足りない感じもしますが、気になったのはそこだけでした(*^^*)

 

こんな方におすすめ!

小学生から大人まで幅広くおすすめ!

短時間でサリバン先生の一生を知りたい方

漫画形式でとても読みやすいので、小学生にもおすすめできます(*^^*)

ねこ先輩
ねこ先輩
私も小学生の時に、図書室にあった「学習まんが人物館」を全冊読んでたから、それを思い出した♪

また、大人でも「活字を読むのは億劫だなぁ。漫画の方が読みやすいんだよなぁ」という方も多いと思います。

そんな方にとってもこの本はおすすめですし、最後には文章も載っているので、漫画だけでは物足りないという方にもおすすめできます(*^^*)

また、本記事でご紹介する本の中でも、サリバンの一生がここまで詳しく描かれているのはこの本だけ!

それが漫画形式で描かれているため、短時間でサリバン先生の一生を知ることができるという点もメリットの一つですね♪

サリバン先生のこともよく知ると、ヘレンとサリバン先生の関係もまた違った視点から見られるのでおすすめですよ(*^^*)

 

③ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録

サリバン先生についても書かれているおすすめの本3冊目は「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」です。

基本情報

【著者】アン・サリバン

【訳者】槇恭子

【発行者】藤原久雄

【出版社】明治図書出版株式会社

「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」は、サリバン先生がヘレンと出会った時から、ヘレンに話し方を教え始めるまでの過程が描かれており、

  • サリバン先生が学んだパーキンス盲学校の寮母・ホプキンス夫人にあてた手紙
  • サリバン先生の夫で著作家のジョン・メイシ―のメモ

という構図となっています。

それでは、「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」の良かった点や微妙だった点、この本をおすすめしたい方をご紹介していきます(*^^*)

 

良い点

ヘレンへの教育の過程がサリバン先生目線で描かれている

手紙なので、サリバン先生のその時の気持ちも詳しく知ることができる

日付も書いてあるため、ヘレンの成長速度が分かりやすい

ヘレンの著書を読んだことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、この本ではヘレンの教育の過程が「サリバン先生目線」で描かれています。

そのため、

  • どのような方法で教育したのか
  • ヘレンがその段階でどのくらいの言葉を習得しているのか

などが細かく書かれています!

ねこ先輩
ねこ先輩
ホプキンス夫人への手紙なのに、報告書みたいに詳しく書いてある!

そして、一見手紙というより報告書のようなのですが、サリバン先生のその時の気持ちも書かれているんです!

そのため、

  • 最初はゆっくりやっていくつもりだったけど、どうやらまずはヘレンを家族から引き離さないといけないようだ
  • 私はケラー夫人が好き
  • ヘレンに知性が芽生え、質問が難解になってくると答えるのに苦労する

など、色々な思いも書かれているので、すごく勉強になりますし、何より共感できます!

ねこ先輩
ねこ先輩

あ~サリバン先生もすっごく苦労したんだな~。でも諦めなかったんだな~って知って、自分も頑張ろうって思える!

世界中が知ってる偉人の1人だけど、すごく身近に感じられるよ(*^^*)

さらに、手紙には何日に書かれたものなのかという日付も載っているため、

  • どのくらい「つたみどりの家」でヘレンと2人で生活したのか
  • どのくらいで皆さんご存知の「WATER」の理解に至ったのか
  • その後、どのくらいの期間で様々な言葉を覚えたり、思考がより難解になっていったりしたのか

がとても分かりやすいです!

これにより、「偉人たちの話」というより、より自分たちの生活に近いように感じられますし、ヘレンの成長スピードの速さに驚きます!

また、確かにヘレンの成長スピードは驚くべき速さなのですが、「単語は綴れるけど最初は文法はめちゃくちゃだったこと」なども書かれていて、ちょっと安心しちゃいます(*^^*)

 

微妙な点

手紙なので、人物関係が分かりにくい

この本は、サリバン先生がホプキンス夫人にあてた手紙であり、前章でご紹介した「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」のように注釈もありません。

そのため、「この人は誰?」みたいな人たちが出てきます(^^;

サラッと説明が書いてある場合もあるのですが、基本的には書かれておらず、急に新しい人名が出てきたりするんです(笑)

なので、初めてサリバン先生関係の本を読む際には、この本は不向きかもしれません。

そのため、ヘレン一家やサリバン先生の人物関係については、

  • 「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」を最初に読んで理解しておく

といったことをしてから読むと、理解しやすいと思います(*^^*)

 

こんな方におすすめ!

小学校中学年~大人まで幅広くおすすめ!

特に教師、もしくは小さいお子さんを持つ親御さん

こちらは上記2冊とは異なり、絵がなくすべて文であり、物語形式ではなく報告書に近い感じなので、小学校低学年のお子さんには難しいかもしれません。

その代わり、大人の方には1番おすすめできます!!

また、ヘレンをどのように教育したのかや、教育においてサリバン先生が大切にしていたことなども載っていて、とても勉強になります。

特に、言葉を教える過程について詳しく書かれているため、小学校の先生をしている方や、小さいお子さんを持つ親御さんは得るものが大きいのではないでしょうか!

そして、サリバン先生自身の言葉で、ここまで詳しく綴られているのはこの本だけ!

サリバン先生の想いを知りたいのであれば、この本はマストですよ♪

 

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サリバン先生のすごいところや名言も紹介!

サリバン先生についても書かれているおすすめの本3選をご紹介させていただきましたが、本章では、私がそこから感じ取った

  • サリバン先生のすごいところ
  • サリバン先生の名言

をご紹介していきます!

「頑張りたいのに、頑張っているのに心が折れそう。。。」という時に、力になれる言葉もありますよ(*^^*)

 

ここがすごい!

私が感じた、サリバン先生の特にすごいところをまとめました!

とにかくパワフル!

ヘレンの自主性を大切にした

いつでもヘレンのためを思って行動した

一つずつ詳しく見ていきましょう♪

 

①とにかくパワフル!

私が感じた、サリバン先生の特にすごいところ1つ目は、とにかくパワフルなところです!

具体的に、サリバン先生がパワフルだと感じた点についてご紹介していきます(*^^*)

  • 救貧院出身だけど、勉強で道を切り開いた
  • 21歳という若さでヘレンを教育した
  • 違うと思ったことは誰に対してもはっきり言う

サリバン先生は、母親が亡くなった後、「救貧院」と呼ばれる要支援の方々を支援し、住居を提供する施設にいました。

「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」によると、そこでは子どもたちが奇声を発したりしていたということですが、サリバン先生は自ら本を読んで勉強しました。

そして、州の慈善委員会の監査の時に、視察官に「学校に行きたい」とお願いし、その願いは聞き届けられたのです!

さらに、パーキンス盲学校に入った後も、勉強を頑張り、卒業生総代としてスピーチも行ったので、努力していたことが分かります(*^^*)

ねこ先輩
ねこ先輩
救貧院時代、独学で勉強を頑張っていたのはもちろんだけど、視察官にお願いする勇気と行動力もすごい!

さらに、21歳という若さでヘレンを教育したということなので、現代の日本で例えるとまだ大学3年生ですよね!

そんな若さで一人の子どもを教育するのもすごいですが、舞台「奇跡の人」では、サリバン先生「若さは強み」だと考えていて、前向きにとらえているんです!!

ねこ先輩
ねこ先輩
自分だったら「私に務まるはずない・・・」って絶対思っちゃうのに、サリバン先生のメンタルすごすぎ!

さらに、自分が若いことは気にかけず、違うと思ったことは誰に対してもはっきり言うんです!

例えば、

  • パーキンス盲学校で、先生に対して、生徒に勉強を押し付けることを抗議した(その時代、先生は絶対的な存在だった)
  • ケラー家でも、ヘレンのわがままを許すケラー家の人々に抗議し、離れに移った
  • 人種差別や女性差別をしたケラー家の親戚と口論をした

というように、人を選ばずに自分の意見を言えるところもすごいと思います!!

ねこ先輩
ねこ先輩
特に、雇い主であるケラー家やその親戚に抗議したのはすごい!

 

②ヘレンの自主性を大切にした

私が感じた、サリバン先生の特にすごいところ2つ目は、ヘレンの自主性を大切にしたところです!

具体的なエピソードをご紹介していきます(*^^*)

  • ヘレンの手に何度も話しかけ、興味を持つのを待った
  • 計画している授業とは違っても、ヘレンがその時興味を持ったことを題材に授業を進めた

サリバン先生は、出会った時から指文字でヘレンの手に何度も話しかけていました。

しかし、「それらを記憶させよう」という感じではなく、お母さんが赤ちゃんに話しかけるかのようにひたすら指文字を綴ったのです。

このように、淡々と言葉を教え、興味を持つのを待つというのは、できそうでできないと思いました!

ねこ先輩
ねこ先輩
まだ何にも分からない赤ちゃんになら簡単だけど、子どもに教育しようと思ったら「覚えて!」って気持ちが大きくなっちゃうよね

しかし、このおかげでヘレンが嫌々ではなく自然と大量の単語・文章を習得したことを考えると、興味を持つの待つというのは大切なことなんだと実感させられます。

そして、サリバン先生はヘレンがその時興味を持ったことを題材に授業を進めました。

例えば、飼っている犬に子どもが生まれ、ヘレンがそれに興味を示した時には「子犬」や「とても小さい」という言葉を教えました。

また、動作語が好きなヘレンに「ゆっくり歩く」「早く歩く」といった副詞を教えたりしました。

ねこ先輩
ねこ先輩
興味を持った事について学んだ方が、勉強するのも楽しくなるし、覚えも良いよね♪

自分が教えたいと思ったことに固執せず、柔軟な対応ができる点もすごいですよね!

 

③いつでもヘレンのためを思って行動した

私が感じた、サリバン先生の特にすごいところ2つ目は、いつでもヘレンのためを思って行動したところです!

具体的なエピソードをご紹介します(*^^*)

  • ケラー家の人々に甘やかされていてはヘレンのためにならないと思い、信頼関係を築くために離れの家で2週間過ごす
  • 目を酷使しながらヘレンの受験を手伝った
  • 結婚する時も、ヘレンとの関係が変わってしまわないか考えた

ヘレンとサリバン先生が「つたみどりの家」と呼ばれる離れで2週間を過ごしたのは有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

この時も、“かわいそうな子”としてずっと甘やかされて育ってきたヘレンを、ケラー家の人々から引き離すためで、ヘレンのことを想っての行動でした。

ねこ先輩
ねこ先輩
出会ったばかりのヘレンのために、雇い主に提案できるのがすごい!

また、サリバン先生も小さい頃から目が悪く、一度は手術で回復したものの、ヘレンの受験を手伝うために目を酷使し、また悪くなっていってしまいました(>_<)

「自分の目よりヘレンの受験!」と、自分の身体までもを犠牲にしてヘレンに尽くすサリバン先生を尊敬します・・・!!

ねこ先輩
ねこ先輩
自分の実の子どもでもないのに、どんだけ愛情深いんだと思っちゃう!

さらに、サリバン先生はヘレンの自叙伝の編集者であるジョン・メーシーと結婚したのですが、結婚する時にもヘレンのことを気にかけていました。

そして結局、ヘレンと講演をするために色々な場所を巡り、自分の家に帰ることが少なくなったことをきっかけに、ジョン・メーシーとは別居してしまうんです・・・

ねこ先輩
ねこ先輩
自分の幸せよりもヘレンを大切にしてたんだね

 

名言

続いて、「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」に書かれているサリバン先生の手紙の中から、私が名言だと思ったものをご紹介していきます!

ぜひ、落ち込んだ時や頑張りたいけど負けそうなときの参考にしてみてください(*^^*)

 

①知性の光が私の小さな生徒の心を照らしました

知性の光が私の小さな生徒の心を照らしました

引用:「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」24ページ

これは、ヘレンと2人で「つたみどりの家」で過ごしている最中、信頼関係を築き始めた時にサリバン先生が手紙に記した言葉です。

出会った時には野生動物のようだったヘレンが、大人しく手芸を楽しんだり、いくつかの名詞を覚えたりしていたことから、この言葉が出ました。

ねこ先輩
ねこ先輩
野生動物のようだったヘレンが、人間らしくなってきた前兆ってことだね!

これまで、甘やかされて育ってきたヘレンに“知性”という光がさしたということです!

舞台「奇跡の人」でもそうなのですが、サリバン先生は「言葉・知性=光」ととらえているんです!

実際に、言葉を知ったヘレンが周りとコミュニケーションを取れたり、自分の考えを言葉で表したりできているので、ヘレンの世界が広がっているのが実感できて納得できます!

ねこ先輩
ねこ先輩
サリバン先生自身、勉強で道を切り開いてきたからだろうね(*^^*)

 

②播いた種子はやがて実を結ぶだろう

播いた種子はやがて実を結ぶだろう

引用:「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」40ページ

これは、ヘレンに「早い」「遅い」「とても」といった副詞や、「小さい」「大きい」といった形容詞を教えている時にサリバン先生が手紙に記した言葉です。

前述の通り、サリバン先生はひたすらヘレンの手に指文字を使って話しかけましたが、ヘレンが学んだことを理解しているかどうかは気にしていませんでした。

「自分がやるべきことを精一杯淡々とやって、あとは成果が出るのを待つ」というのは、せっかちで焦りやすい私にとって、とても響きました!

子どもからしても、「覚えた?覚えてない?じゃあ、これもやろう!」と言われるよりは、自然に覚えるのを待ってくれた方が精神的負担が減りますよね(*^^*)

 

③難局の中で私がなすべきことは、まず前進せよということであり、失敗を通して学べということ

難局の中で私がなすべきことは、まず前進せよということであり、失敗を通して学べということ

引用:「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」59ページ

これは、ヘレンが「生まれたばかりの赤ちゃんや子犬はどこから来たの?」という、子どもなら誰でもしそうな質問を投げかけ始めた時に、サリバン先生が手紙に記した言葉です。

ねこ先輩
ねこ先輩
大人が聞かれて困る質問TOP5には入るんじゃない?(笑)

普通の学校だったら、先生同士で相談したりアドバイスを言い合ったりすることもできますよね。

しかし、サリバン先生の周りには、こういった質問にどうやって答えるかや、他にも難しい問題が起こった時、アドバイスをくれる人はいなかったのです(>_<)

このヘレンの質問に対し、サリバン先生は、分かりやすく、そして真実を伝えようとしました。

逃げずに前進したということですし、失敗してもそこから学ぼうとしたということですね!

「失敗を通して学べ」という名言はよく見かけますが、実際に実践している、しかもその当時若かったサリバン先生が言うと、説得力が増します!

 

ツイッターの声

 

 

 

 

大人から子どもまで幅広く支持されていますね!

サリバン先生について書かれている本は勉強になりますし、何よりサリバン先生のことを知れば知るほど尊敬できます!

 

まとめ


本記事では、サリバン先生のおすすめ本3選!すごいところや名言も紹介!と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると、

  • 子どもに読み聞かせるなら「サリバン先生とヘレン―ふたりの奇跡の4か月」
  • サリバン先生の一生を漫画で気軽に知りたいなら「サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者」
  • サリバン先生の教育方法・教育理念を詳しく知りたいなら「ヘレン・ケラーはどう教育されたか―サリバン先生の記録」

がおすすめです!

私が感じたサリバン先生のすごいところや名言もご紹介しましたので、参考にしていただければ幸いです(*^^*)

それでは、サリバン先生のおすすめ本3選!すごいところや名言も紹介!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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