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バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?ルースハンドラーは実在!

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今回は、バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?ルースハンドラーは実在!と題してお届けします。

2023年8月11日(金)に公開される実写映画『バービー』

人間になる選択をしたバービーはラストで婦人科に行っており、「バーバラ・ハンドラー」という名前を使っていましたよね!

バービーが婦人科に行った意味とは何だったのでしょうか?

また、ルース・ハンドラーやバーバラ・ハンドラーはどのような人物なのでしょうか?

本記事では、バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?ルースハンドラーは実在!と題して詳しくご紹介していきます。

この記事で分かること
  • バービーがラストで婦人科に行った意味
  • 終盤で出てきたおばあさん、ルース・ハンドラーはどのような人物か?
  • バービーが現実世界で使い始めた名前「バーバラ・ハンドラー」はどのような人物か?
ねこ先輩
ねこ先輩
考察の参考にしてみてください♪

ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)

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バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?

実写映画『バービー』のラストで、バービーは人間になることを選択し、ラストで笑顔で婦人科に行っていましたよね。

意外なラストだったので、「どういう意味?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

そのためバービーが婦人科に行った理由について、考察していきたいと思います!

 

①「バービーも同じ」と感じてもらうため

監督や脚本を務めたグレタ・ガーウィグさんによると、

女の子たちに「バービーも行くんだよ」という気持ちを与えてあげたかった

ため、バービーは婦人科に行ったということです!

ねこ先輩
ねこ先輩
妊娠したわけじゃないってことだね
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if I can give girls that feeling of, ‘Barbie does it, too’ – that’s both funny and emotional.

引用:https://www.usatoday.com/story/entertainment/movies/2023/07/22/barbie-moving-ending-spoilers/70429263007/

【日本語訳】

もし、私が女の子たちに「バービーもするんだ」という気持ちを与えられたら、それは面白くて感動的だ。

 

私もそうでしたが、成長期、思春期の時に、女の子から女性になっていく自分が嫌になった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ねこ先輩
ねこ先輩

女が嫌ってわけじゃなくて、女性になるのが嫌だった

私はピーターパン大好き人間だから余計に(笑)

 

グレタ・ガーウィグ監督も同じように、成長した自分の体をとても恥ずかしく思っていたそうなので、そんな女の子たちのためにあのようなラストにしたと思われます。

 

バービーが応援されながら婦人科に行くのを見ると、自分も応援されているような気持ちになれますよね(><)

 

特に「婦人科」というのは、行くのが超嫌な場所ですよね(^_^;)

ねこ先輩
ねこ先輩
子どもを産みたい方が産婦人科に行くのと違って、婦人科はまた別だもんね

 

私は19歳の時に生理痛がひどすぎたため初めて婦人科に行ったのですが、内診が怖すぎてパニックになった記憶があります(^_^;)

ねこ先輩
ねこ先輩
今はさすがに慣れてきたけど、それでも婦人科に行くのは割と嫌

 

そんな「女性特有の嫌な場所」に入っていくバービーと、それを応援してくれる人たちを見ると、何だか救われた気持ちになるというか、勇気が出るというか・・・

女の子に「バービーもあなたと同じだよ」と思ってもらいたくてあのラストにしたなんて、女性の気持ちを分かりきっていますね(><)

ねこ先輩
ねこ先輩
10代の時にこの映画を観たかった(><)

 

バービーが何の症状で婦人科に行ったのかは描かれていませんが、それは敢えて「バービーも私と同じ症状・病気で婦人科に行くのかな?」と思ってもらうためだと考察します!

例えば私は子宮内膜症で婦人科に通っているため、バービーも同じだったら何だか希望が持てます(><)

私のように、それぞれの女性が「バービーと同じかも」と思ってもらうために、何の症状で行ったのかは描かれていないのかもしれませんね(*^^*)

 

②ルース・ハンドラーの人生とリンクさせるため

バービーが婦人科に行ったのは、ルース・ハンドラーさんの人生とリンクさせるためという考察もできます。

バービー人形を発明した人物であり、映画内にも登場していたルース・ハンドラーさんは、1970年に乳がんと診断され、乳房切除術を受けられました。

つまり、バービーの生みの親は乳がんを患っていたのです。

ねこ先輩
ねこ先輩
ルース・ハンドラーさんについては、次章で詳しく紹介してるよ!
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ルースハンドラーさんはご自身が乳がんを患ったことについて、以下のように発言しています。

Barbie has always been held up to be a sort of unrealistic physical ideal: impossibly beautiful, and impossible to achieve for a mere mortal. I thought, ‘That is so interesting because the woman who created her physically went through a transformation in a completely different direction.

引用:https://www.usatoday.com/story/entertainment/movies/2023/07/22/barbie-moving-ending-spoilers/70429263007/

【日本語訳】

バービーは常に、非現実的な身体でありえないほど美しく、普通の人間には実現不可能だった。

バービーを作った女性(ルースハンドラーのこと)が、全く違う方向に変身したのだから、それはとても興味深いと思った。

 

つまり、完璧なスタイルの人形を作ったルースハンドラーさん自身は、完璧なスタイルとは違う方向になってしまったと思っているということですね。

ねこ先輩
ねこ先輩
完璧なスタイルと違うとは思わないけど、ルースハンドラーさんはそう「思っている」ってことだね

 

映画『バービー』のバービーも、ルースハンドラーさんにリンクさせたのではないかと考察します!

完璧なバービーランドにいた完璧なバービー
(完璧なスタイルの人形を作ったルースハンドラー)

バービーは“完璧ではない”人間になることを選択
(乳がんにより、完璧なスタイルとは違う方向に変身したと思っている)

「完璧だったものが完璧でなくなった。それを象徴するものが女性に多い病気、女性が行く診療科」ということですね。

 

バービー人形を発明したということは、ルース・ハンドラーさんは謂わば「バービーのお母さん」ですよね。

ルース・ハンドラーさんが乳がんに罹った経験があるということは、

遺伝子的に(バービーに遺伝子があるかは不明だが)、バービーも乳がんに罹りやすいかもしれない

お母さんの経験を教訓に、早期発見できるよう、定期的に検査をするため

といったことも考えられますね。

ねこ先輩
ねこ先輩
乳がんの検査は外科でやるけど、婦人科でも検診可能な施設はあるんだって

 

このように、バービーの生みの親であるルース・ハンドラーさんにリンクさせることも、バービーが婦人科に行った一要因なのではないでしょうか?

 

③普通なことだと逆に響く

実写映画『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督は、最後のセリフについてインタビューにて、

バービーが最後にすることはすごく普通なことだから、逆に響くんじゃないかなって考えたんです。彼女が大統領になったとか、CEOになったとか、なにか特別なことを達成するというのは避けたかった。

あれが勝利だとしたら最高じゃないですか? 勝利のかたちが「普通なことをすること」って。

引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Cinra_202308_gretagerwig_gtmnm/

と話しています!

 

確かに成人している女性であれば、出産経験の有無に関係なく、何らかの症状で婦人科に行く経験があると思います。

大統領やCEOになる女性なんてほんの一握りですが、婦人科に行くことは女性にとって「普通」というか、避けて通れないというか・・・

とにかく、大統領やCEOになる女性より多いのは確かですよね!

 

そんな「大半の女性がする”普通のこと”が勝利」だなんて、カッコよすぎますよね!!

ねこ先輩
ねこ先輩
大統領とかCEOじゃなくても、普通の女性はその時点で勝利してるってことだもんね!

 

最近は「女性も強く!」「戦うぜ!」みたいな映画が多いですが、バービーは泣いてるか落ち込んでいるシーンが多いですし、最後もみんなに励まされていました。

「弱いままで勝利」というラストは、女性みんなが自信を持てるような展開で素敵すぎて、泣けました(><)

ねこ先輩
ねこ先輩
「スーパーに行く」とかも普通だと思うけど、あえて普通だけどあんまり行きたくない「婦人科」を選んだのがスゴい

 

④女性になったことを表現

実写映画『バービー』の中で、バービーは「私は人形だから、ズボンの下はペッタンコ」的なことを言っていましたよね。

バービー人形はとても女性らしいスタイルのキャラであるものの、実は女性ではなかったんです!

 

妊娠・出産はもちろん、生理とも無関係だったので、婦人科に行く必要がなかったということですね。

ねこ先輩
ねこ先輩
ミッジは妊娠してたけど(^_^;)

 

バービーが婦人科に行くということは、それまでなかった生理が来たりと、人形から女性になったことを表現しているのではないかと考察します!

 

バービーが婦人科に行くという選択は、

  • 女の子に「バービーも行くんだよ」という気持ちを与えられる
  • ルース・ハンドラーの人生とリンクさせられる
  • 普通のことをさせられる
  • 女性になったことも表現できる

というように、数々の要素を一度に表現できるスゴいラストだったということですね!

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バービー実写映画考察!ルースハンドラーは実在!

実写映画『バービー』の終盤で登場したルースハンドラーさんは実在していますし、バービーが現実世界で名乗っていた名前、バーバラ・ハンドラーさんも実在の人物です!

本章では、

  • ルース・ハンドラーさん
  • バーバラ・ハンドラーさん

はどのような人物なのかについてご紹介&考察しています♪

 

ルース・ハンドラーは誰?

実写映画『バービー』内にも登場しているルース・ハンドラーさんは、バービー人形を発明した方で、バービー人形を販売しているマテル社の元社長でもあります!

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プロフィール
  • 名前:ルース・ハンドラー
  • 生年月日:1916年11月4日
  • 没年月日:2002年4月27日(85歳)
  • 出身地:アメリカ

 

生涯

コロラド州で誕生

高校時代の彼氏であるエリオット・ハンドラーと結婚

1945年 エリオット・ハンドラーはマテル社を設立

ルースハンドラーは、娘が大人の女性の紙人形で遊んでいるのを見て、バービー人形を思いつく

ねこ先輩
ねこ先輩
子どもじゃなくて、お姉さんの形の人形を思いついたってことだね!

当時のマテル社のデザイナーの中には、女性らしい体型のバービー人形を嫌がる人もいたんだって


大人向けの人形であったドイツのビルド・リリ人形にインスピレーションを受け、バービー人形を作る

CMへの多額の投資でバービー人形は売れ、世界で最も有名な人形のひとつになり、マテル社の社長に就任

1970年に乳がんと診断されて乳房切除術を受ける

良い人口乳房を作るための会社を設立

不正な財務報告の作成の調査を受けてマテル社社長を辞任

証券取引委員会への虚偽報告なども告発されたが、認めずに罰金と社会奉仕を課せられた

社長辞任後もバービーのアイディアを出していた

2002年 結腸癌手術の合併症で逝去

 

バービーを作り出しただけでなく、乳がんで闘病した後も会社を設立するなんて超かっこいいです!!

 

前述の通り、ルース・ハンドラーさんの人生とリンクさせるために、バービーは婦人科に行ったのだと考察させていただきました。

バービーを作り出したのもルース・ハンドラーさんなので、バービーに人間になるかの選択をさせてあげるためにも登場したということですね!

ねこ先輩
ねこ先輩
バービーの人生にとって大事な場面には、欠かせない人だよね!

 

脱税とは?

ルース・ハンドラーさんが登場した際、「脱税とか乳がんとか色々あったわ」的なことを言っていましたよね。

ねこ先輩
ねこ先輩
乳がんについては、前章でも紹介してるよ

 

ルース・ハンドラーさんの脱税事件について、概要をご紹介していきます。

バービー人形を販売しているマテル社は、株価操作のために利益を水増し

株主に訴えられる

1974年 不正な財務報告書作成などの調査を行政が始める

ルース・ハンドラーさんは財務を担当しており、調査後に社長を辞任

1978年

  • 共謀
  • 郵便詐欺(郵便物を使って騙すこと)
  • 証券取引委員会(株式などを監督・監視する政府の機関)への虚偽報告

といった罪で起訴される

ルース・ハンドラーさんは無罪を主張するも、実刑判決を受けないという条件で異議申し立てをせず、

  • 57,000ドルの罰金
  • 2,500時間の社会奉仕

を課せられた

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ルース・ハンドラーさんは財務を担当していたそうですが、

1994年の自伝『Dream Doll: The Ruth Handler Story』のなかで当時を振り返り、「“汚れ仕事”の大半を行なったマーケティング担当の男たちは起訴されなかった」

引用:https://front-row.jp/_ct/17645420

と書いているそうです。

 

女性だけが罪を着せられるというのは、不平等ですよね。。。

映画『バービー』では、そんな女性たちが主役になっていますので、天国で観ているルース・ハンドラーさんも喜ぶのではないでしょうか(><)

 

ルース・ハンドラーさんの人生は、決して順風満帆とは言えません。

完璧ではない人生を送ったルース・ハンドラーさんが、バービーが人間として生きる選択をするのを聞くガイドを務めるというのは、とてもリアルな感じがしますよね。

ねこ先輩
ねこ先輩
バービーのお母さんでもあるし、「人生は楽しいことだけじゃない」の、めちゃくちゃ良いお手本だと思う

 

バーバラ・ハンドラーも実在!

実写映画『バービー』で、人間になったバービーが名乗っていた名前「バーバラ・ハンドラー」は、ルース・ハンドラーさんの娘です!

 

前述の通り、ルースハンドラーさんは、娘が大人の女性の紙人形で遊んでいるのを見て、バービー人形を思いつきました

その娘さんがバーバラ・ハンドラーさんなんです!

 

そして、バーバラさんにちなんで「バービー」と名付けました。

「何でバーバラがバービーになるの?」と思われるかもしれませんが、実は「バービー」は愛称であり、本名は「バーバラ・ミリセント・ロバーツ」なんです!

ねこ先輩
ねこ先輩
「バービー」が本名だと思ってた!

 

バービーが人間になって「バーバラ・ハンドラー」を名乗った理由は、

  • バービーの生みの親がルース・ハンドラーだから
  • 本当の自分になったことを表すため

と考察します!

 

前述の通り、バービーを発明したのはルース・ハンドラーさんなので、謂わばバービーのお母さんですよね♪

娘として、ルース・ハンドラーさんの名字を使った可能性が考えられます。

 

「バービー」は愛称で「バーバラ」が本名のため、完璧な「バービー」を捨て、本当の自分である「バーバラ」になったと考えられるのではないでしょうか♡

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バービー実写映画考察!

本章では、実写映画『バービー』について、

  • バービーが老婦人に「美しい」と言った理由
  • バービーはケンをどう思っていたのか
  • 「スキッパー」は誰なのか
  • グロリアの夫はラストでバービーに何と言っていたのか

を考察&解説していきたいと思います!

 

老婦人に「美しい」と言った理由

実写映画『バービー』の中盤、バービーは現実世界のバス停で老婦人に出会い、

バービー「あなたは美しい」

老婦人「知ってる」

というシーンがありました。

バービーは年を取らないので、老婦人を見るのも初めてだったと思いますが、なぜ「美しい」と言ったのでしょうか?

 

私は、

「自分の価値は自分で決められる」というメッセージ

何歳になっても自分らしく生きているから

「歳を重ねた人も美しい」というメッセージ

と考察します!

 

キレイ事抜きで考えると、この世の中は「女性は若い=価値がある」という価値観がありますよね。

しかし老婦人は、バービーから言われれた「美しい」という言葉に、「いやいや私なんて、あなたの方が」と言わず、「知ってる」と答えていました。

 

誰に何(褒められようが、貶されようが)を言われようとも、「自分で自分が美しい」と知っていればOKというメッセージではないかと考察します!

ねこ先輩
ねこ先輩

小説『西の魔女が死んだ』でも、「おばあちゃん大好き」に「I know」で答えてたよね♪

外国の価値観なのかもだけど、素敵だと思うし見習いたい♡

 

引きで見た時、老婦人はヒール付きのサンダルを履いていました。

うちの祖母もそうですが、年配の方は転倒防止のためにもスニーカーなどを履く方が多いですよね。

そんな中、老婦人は転倒よりもオシャレを取っていたのです!

 

何歳になってもオシャレを楽しみ、自分らしく生きている姿に「美しい」と言ったのではないでしょうか♡

 

老婦人がオシャレなのもそのはず!

老婦人を演じたアン・ロスさんは、91歳の現役衣裳デザイナーなんです!

老婦人ではあるものの、90歳を超えてるようには思えないくらい確かに「美しい」ですよね♡

 

バービーの吹き替えを担当した高畑充希さんは、ご自身のフォトエッセイ『穴があったら入ります』の中で、

「カッコいいスウェットに憧れても『小さいジャージの人』になってしまうが、『おばあちゃん』という存在は、そんなの卓越してスタイルが完成する」

的なことを書いています。

 

確かにオシャレなおばあちゃんって超かっこいいですし、自分もそうなりたいな〜と思いますよね♪

バービーも「こんなおばあちゃんになりたい」と思ったから「美しい」と言ったのではないでしょうか♡

 

ラストで婦人科に行った理由と同じで、「歳を重ねた人も美しいんだよ」というメッセージも込められていると考察します!

 

私たちは人形ではないので、歳をとるのは避けられないですよね。

しかし、バービーが老婦人を「美しい」と言っていたので、「バービーに美しいと言われるなんて、歳をとるのも悪くないな〜」と思えてしまいます♪

 

婦人科に行ったのが女の子たちに「バービーも行くんだよ」という気持ちを与えてあげたかったと同じように、女の子たちに

「歳をとることは美しいんだよ」

と伝えたかったのかもしれませんね♡

ねこ先輩
ねこ先輩

このシーン良いよね!

歳をとるのが怖くなくなる

 

バービーはケンをどう思っていた?

結論→ただのアクセサリー

実写映画『バービー』のバービーランドはバービーが主体の国であり、ケンには家もちゃんとした仕事(“ビーチ”という謎の仕事はあるが)もありません。

設定的に「バービーとケンは恋人」というイメージがありますが、バービーはケンのことをどう思っていたのでしょうか?

 

グレタ・ガーウィグ監督はケンについて、

ケンはバービーにとってクルマやお財布と同じ、ただのアクセサリーのような存在

引用:https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/a44767308/cinema-active-greta-gerwig-23-0811/

と話しています。

 

人間世界で「アクセサリー」というと、遊びの恋というか、何か酷い人のような感覚ですよね(^_^;)

しかし、バービーは決してケンをバカにしているわけではありませんでした。

ねこ先輩
ねこ先輩
ビーチで怪我した時も心配してたしね

 

映画内では、バービーは持ち主に影響されるという設定でした。

ねこ先輩
ねこ先輩
変てこバービーもそうだし、バービー自身もグロリアが死について考えるバービーを想像したから自分でも考えてたしね

グロリアもサーシャも特にケンについて考えておらず、マテル社の社員でさえ「どうでもいい」と言っていましたよね(^_^;)

 

女の子がお人形遊びをする時、男の子の人形は何故かあってもなくてもいいんですよね〜。

私もリカちゃん人形を持っていましたが、リカちゃん人形の彼氏は持っていませんでしたし、ほしいとも思っていませんでした。

 

セットで買い与えられたから持っているという方はいらっしゃると思いますが、彼氏の人形を単体で持っていた、ほしかったという方は少数派なのではないでしょうか?

ねこ先輩
ねこ先輩
何でか分かんなけど、子供の頃に持ってたお人形って女の子ばっかりだったわ

 

「完璧な人形」状態の時は特に持ち主の感情の影響が大きいようだったので、「持ち主がケンに関心がない=バービーもケンに関心がない」ということだと考察します。

 

その後、人間らしい感情が芽生えたため、ケン自身のことを見ていなかったことを謝っていました。

しかし男として見た時もケンを好きになれなかったようで、「ケンとは恋愛しない」と言っていましたね。

つまり、バービーは人形時代も、人間の感情が芽生えてからも、ケンのことは好きではないと言えるでしょう。

 

では、バービーは誰のことが好きだったのでしょうか?

 

バービーはカーチェイスの際、「私は全ての女の子の味方」的なことを言っていましたよね。

そのため、バービーの気持はケンではなく、自分で遊んでくれる女の子に向いていたと考察します!

ねこ先輩
ねこ先輩
『トイ・ストーリー』のウッディとアンディの相思相愛じゃないver.みたいだね

 

バービーは「自分大好き!」のタイプかと思いきや、「私は女の子の味方」と言ってくれたので、何だかとても嬉しかったです(*^^*)

ねこ先輩
ねこ先輩
もちろん自分のことは好きだろうけどね

 

スキッパーって誰?

スキッパーはバービーの妹

実写映画『バービー』内で、何度か「スキッパーも現実世界に行った」というセリフが出てきましたよね。

「スキッパーって誰だ?」と思いながら見ていたのですが、調べたところスキッパーはバービーの妹でした。

 

バービーには3人の妹がおり、スキッパーは次女で、ほかにステイシー、チェルシーという妹もいますが、映画では確か出てきていませんでしたよね。

スキッパーの年齢設定については、11~13歳くらいという情報と、13~15歳という情報がありましたので、大体13歳ということでしょう。

ねこ先輩
ねこ先輩
バービーは17歳って設定だよ!

 

ちなみにスキッパーは、胸と背丈が大きくなるver.が販売されていたということですが、一部の親から批判が殺到して販売中止になったそうです(^_^;)

もしかするとスキッパーは、「廃盤になってミッジ(妊婦)みたいにハブかれるのは嫌!」と思って現実世界に行ったのかもしれませんね!

ねこ先輩
ねこ先輩
スキッパーの名前が出てもバービーが反応してなかったから、ケンと同じで“アクセサリー”って立ち位置だったのかな

 

グロリアの夫はラストで何て言ってた?

「やればできる」(スペイン語)

グロリアの夫はラストでバービーに何か言っていましたが、吹き替えだと確か字幕もなかったので、「何て言ったんだろう?」と気になっていました。

調べてみたところ、スペイン語で「シ・セ・プエデ(Sí Se Puede=やればできる)」と言っていたそうです!

 

「Sí Se Puede」はアメリカ農場労働者連合のモットーであり、オバマ元大統領はその英語版である「Yes we can」を採用しました。

そのため、グロリアとサーシャは「政治的な声明」「盗用」と指摘していたんですね(^_^;)

 

また、グロリア役のアメリカ・フェレーラさんが出演した映画『チアガールズ(Gotta Kick It Up!)』のスペイン語版のタイトルでもあります!

 

ちなみに、グロリアの夫役のライアン・ピアーズ・ウィリアムズさんは、グロリア役のアメリカ・フェレーラさんの実の旦那さんです!

イアン・ピアーズ・ウィリアムズさんはアメリカの俳優、監督、脚本家であり、アメリカ・フェレーラさんとは大学時代から交際を始め、2011年に結婚されました♪

2018年には第一子となる長男・セバスチャンさん、2020年には第二子となる長女・ルシアさんを授かっています。

 

リアル夫婦が夫婦を演じるって素敵ですね♡

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まとめ

本記事では、バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?ルースハンドラーは実在!と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?

実写映画『バービー』がラストで婦人科に行ったのは、女の子たちに「バービーも行くんだよ」と思ってもらうためということです。

その他に、バービーの生みの親であるルース・ハンドラーさんの人生とリンクさせたのではないかと考察させていただきました!

それでは、バービー実写映画考察!最後のセリフ婦人科の意味は?ルースハンドラーは実在!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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