今回は、1122いいふうふ考察!おとやんが美月に剣山で刺される理由は?なぜいちこと復縁?と題してお届けします。
2024年6月〜Prime Videoにて独占配信されている、高畑充希さん、岡田将生さん主演のドラマ『1122 いいふうふ』。
不倫相手の美月(西野七瀬)が、おとやん(岡田将生)の急所を剣山で刺すという衝撃的なシーンがあります(><)!!
見ると刺した理由は何となく分かりますが、もっと詳しく考察したいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その他、
- いちこ&おとやんが復縁した理由
- おとやんは、いちこをどう思っていたのか?
- おとやんは夜のお店ではなく、なぜ子持ちの美月と不倫したのか?
なども気になりますよね(^_^;)
本記事では、1122いいふうふ考察!おとやんが美月に剣山で刺される理由は?なぜいちこと復縁?と題して詳しくご紹介していきます。
- 「急に刺した理由を詳しく考察したい!」という方
- 「いちこ&おとやんが復縁した理由を詳しく考察したい!」という方
ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)
ドラマ『1122 いいふうふ』はPrime Videoで独占配信予定!
月額600円(税込)で楽しめます!
キャストが出演している、
- 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(高畑充希さん主演)
- 映画『ヲタクに恋は難しい』(高畑充希さん主演)
- 映画『悪人』(岡田将生さん主演)
などもありますよ♪
※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
私のオススメは『DESTINY 鎌倉ものがたり』!
『1122 いいふうふ』と違って、こっちは理想の夫婦!
1122いいふうふ考察!おとやんが美月に剣山で刺される理由は?
社会人になるということで私もちょっぴり心がドキドキ、ギャンパレの新曲を聞くなどして心奮い立たせながら寝る前に何か漫画でも読んで寝ようと最近ハマってる1122読んでたら、メインキャラの男性が生け花教室で出会った不倫相手に股間を剣山で刺されるという衝撃すぎる展開で怖すぎて余計緊張してきた pic.twitter.com/9GOYpsmsLz
— helloマキティ (@tattaima3173) March 31, 2019
ドラマ『1122 いいふうふ』の原作である渡辺ペコ先生のマンガ『1122』4巻でのこと。(ドラマでは3話)
おとやん(岡田将生)が不倫相手の美月(西野七瀬)に別れを告げると、剣山↓で急所を刺されるという超衝撃的なシーンがあります(><)!
美月が言っていた通り、「自分と別れても他の人としないでほしいから」というのが理由だと思いますが、それにしても中々エグいことをしてますよね(^_^;)
本章では、
- 美月がおとやんの急所を剣山で刺した理由
- 刺されたことを話した後、いちこが泣いた理由
を詳しく考察していきたいと思います!
美月が刺した理由
『1122』で、美月が剣山でおとやんの急所を刺した理由を考察していきます。
①他の人としてほしくない
美月が「私と分かれても他の人としないで」と言っていた通り、他の人としてほしくないというのが大きい理由だと思います。
美月はいちこ&おとやんがレスなのを知っていましたし、不倫しているということは夫婦仲が悪いと思っていたのではないでしょうか?
それなのに、おとやん側は、
- 不倫を公認している
- 夫婦の再構築をしたいと宣言された
という状況であり、妻であるいちことレス解消の日も近そう・・・
美月にとっておとやんは必要な存在だったと思いますので、それが奥さんに奪われると思ったら「何としてでも阻止したい」と思ってしまったのではないでしょうか?
傷が癒えて阻止できなかったとしても、別れた後も少しでもおとやんの中に自分という存在を残したい、植え付けたいと思っていたのだと考察します。
RADWIMPSの「me me she」という曲の落ちサビで、遺伝子についての部分がありますよね。
美月がしたのは「me me she」の怖いバージョンと言いますか・・・
今後、
急所を見るたび
おとやんが、いちことしようと思った時
いちこ&おとやんに子どもができた時
全てで自分を思い出させてやる思っていたのかもしれませんね。。。
泣き出すのではなく怒りをあらわにして傷つけた理由は、以下で考察しています。
②復讐
別れを告げられて泣き出すのではなく怒りをあらわにしたのは、美月の中に、
夫は冷たく、子育てに非協力的
宗教?にハマっている姑
(ドラマではカット)、周りからは冷たい目で見られる
息子は発達障害っぽいが、医師からは様子見と言われ愛してたおとやんは、いちこのことを人間として大切にしており、自分は夫婦のバランスを取るための緩衝材?
自分はおとやんと息子、3人で暮らしたいと思うほど本気なのに、おとやんはいちこと別れる気はなさそう
本気で好きだった、心の拠り所にしてた自分の気持ちを踏みにじった
という数々の憤りがあり、「何で私の子が?」「何で私だけ本気で好きなの?」と、「何で私だけ?」という感情が渦巻いていたからだと考察します。
そんな憤りがある中、おとやんは美月に、
「友だちになろう。これからはお互いきちんと家庭に向き合って、自分の家族を1番大切にしよう」
とそれらしい理由を並べ、一方的に別れを告げました。
美月からすれば、
言われなくても自分は家族と向き合ってるのに、息子はどうにもならないし、夫の方が向き合ってくれない
何も上手くいかず、何も報われず、誰も私を1番にしてくれない
家族を1番大切にしてきたけどと、「そんなこと言われなくてもしてきたわ!してきた上で不倫してるんだわ!!」って感じだったのではないでしょうか?
美月は、おとやんに「夫婦の再構築を宣誓できて、いい気分?」と聞いていましたね。
「不倫相手とは別れた。これで俺は良い夫として、いちことやり直すぜ!」
と、自分を見ずにいちこ、というか自分のことだけ考えているおとやんに消えない傷(トラウマ)を残し、美月なりに復讐したのではないでしょうか?
③みっともない姿を見て未練なく別れる
私もそうなのですが、別れる時はドロドロに喧嘩して、「こいつなんかと二度と付き合うか」と思って未練なく別れたいという願望があります(笑)
そうしないと、未練が残って辛いままなんですよね〜
おとやんは美月の気持ちを踏みにじるような最低なこともしてきました。
しかし美月にとっては大切な存在で、シンガポールに行っても未練が残りそうなくらい大好きだったのだと思います。
1回好きになった人って、傷つけられたくらいじゃ嫌いになれないことってありますよね(><)
剣山で刺されたおとやんが急所をおさえながら中腰で「美月さん元気で」という姿(ドラマでは血まみれのお風呂の中で)は、最高にカッコ悪かったです(笑)
あんな姿を見たら未練なく別れられそうだと思いましたので、美月は未練なく別れるためにも剣山で刺したのかもしれません(^_^;)
そんな美月ですが、剣山で刺した時もまだ未練はあったと考察しています。
おとやんは刺された後、「あの場所にはハサミもあったから、切ることもできたはず。剣山を選んだのは愛では?」というお花畑な考えをしていました。(ドラマではカット)
愛・・・というより、未練があるため復縁(orシンガポール前に最後にする)の可能性に賭け、剣山を選んだのはないでしょうか?
- 剣山で刺したこと
- 剣山を選んだこと
どちらも、美月がおとやんに対して未練がある証拠だと考察します。
④ホルモンバランス
おとやんの誕生日に剣山で刺した時、美月は既に妊娠していたはずです。
妊娠超初期は、ホルモンバランスのせいで不安定になりやすいとのこと。
妊娠初期にはホルモンバランスが急激に変化するので、精神的に不安定な状態に。
感情のコントロールがしにくくなり、妊娠前は気にならなかったささいなことでイライラしたり、気分が落ち込みやすくなる人もいます。
引用:https://chirashi.akachan.jp/care/early_pregnancy/
前述の考察通り美月は、
- 他の人としてほしくない
- 心を踏みにじられたことに対する復讐
- 未練なく別れる
といった理由から剣山で刺したと思いますが、そこまで過激な行動に出たのは妊娠によるホルモンバランスの変化も関係していたのではないでしょうか?
もちろん妊娠した方がみんな、美月のような行動に出るわけありませんが、
(ドラマではカット)するほどホルモンバランスの変化が大きい
美月は悪阻で入院元々の性格+現在の状況
が重なった結果、剣山で刺すという行動に出たのだと考察します。
いちこが泣いた理由
おとやんが美月に剣山で刺された翌日、いちこは血がついた服を見つけてしまい、事の顛末を聞かされます。
「剣山で急所を刺された」と言うおとやんに対し、いちこは「おとやん、ごめんなさい」と言って、泣きながら謝ったのです。。。
いちこは、
私は向き合わず、結果おとやんに痛い思いをさせてしまった
2人の問題なのに、後に引けなかった
公認不倫は自分が言いだしたことだから、ヤキモチとかカッコ悪くて他の人と恋人になるのは、本当は嫌だった
おとやんがと言っていましたが、私だったら「自業自得だ!!ざまあみろ!!!!」って言っちゃいそうだな〜と思っていました(^_^;)
そのため、いちこが泣いた理由について詳しく考察していきたいと思います!
①公認不倫を言い出したことへの後悔
いちこは、
自分が公認不倫を言い出さなければ、おとやんが剣山で刺されることはなかった
そもそも、おとやんの誘いを最初に拒まなければ、不倫されることはなかった
と、レスのきっかけになったこと&公認不倫を提案したことを後悔して泣いたのだと考察します。
いちこは「おとやんに恋人がいるのが嫌だった」と言っていましたし、「拒否せずに、向き合えばよかった、公認不倫なんて提案しなければ良かった」と後悔していたのでしょう。
礼くんには「『旦那に恋人ができたのが嫌』って言うなんて、今更遅い」と言って泣いていました。
急所を刺されたと知ったら、「本当に遅かった、おとやんのはもう機能しないかもしれないし、自分じゃ無理かも」と思ってしまいますよね。。。
しかし!!
私は公認不倫を言い出した、いちこだけが悪いとは思いません!!
【公認不倫の始まり】
いちこがおとやんの誘いを断り、
「私最近こういうの無理。仲良いからこういうのしなくても良くない?
あーでも男性は色々あるもんね、夜のお店とか。それに、おとやんはモテなくないでしょ?」
と、割とひどい言葉を投げかけます。
嘘でも「今日は疲れてて」って言ったり、おとやんの気持ち考慮して相手すればよかったのに
おとやんは、いちこの言葉に深く傷つきます。
その後、ある時から生け花を習い始め、みるみる元気になっていったのです。
それは生け花教室で美月と出会ったからであり、いちこはそれに気づき、
「おとやん好きな人できた?ルールを決めて、公認不倫にしよう」
と提案したのです。
「いちこが言い出したんだから、いちこが悪いじゃん」と思うかもしれませんが、私は、
おとやんが話し合いを持ちかけるべき
確かに、いちこが悪いが、夫婦関係に溝が入るほど傷ついた&レスが大きな問題なのであれば、不倫する前にだって言われないと、レスがそんなに大きな問題だって思わない場合もあるじゃん?
いちこは欲あんまり無いって言ってたし
傷つけられたからといって、自分の気持ちを話さなくていい&不倫していいわけではない
公認不倫&美月に浮かれるのではなく、いちこの気持ちを考え、「いちこちゃんは、それでいいの?」と聞くべきだった
勝手に不倫していた可能性もあるのでは?
公認不倫にしなくても、美月と既に両想いっぽかったから、おとやんが美月と出会って浮かれなければ、いちこが公認不倫を言い出すこともなかったのでは?
と、いちこだけが悪いわけではないと思ってしまいます。
何よりドラマを見て、いちこは面倒くさいから公認不倫を提案したわけではないと感じました。
いちこは、おとやんの気持ちが他の人にあることに傷ついたからこそ、家族が壊れないギリギリ(公認不倫)で線を引くしかなかったのではないでしょうか?
いちこの実家は、父親がDV、母親はネグレクト気味と、家庭環境が複雑でした。
だからこそ「自分で選んだ家族は守りたい」と思っていたようです。
原作者の渡辺ペコ先生も、
一子は、お母さんとの関係が不安定だから、簡単にはおとやんとのつながりを切れないところがあった。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/9be33b32e5c94ad6386514edd0efa5938e9271fc?page=2
と話していらっしゃいます。
私も母も両親(私の母方の祖父母)が離婚しているのですが、私の母も「自分が選んだ家族は〜」と同じようなことを言っていた記憶があります。
そのため「公認不倫でOK♪」みたいな軽い気持ちでは決してなく、「公認不倫は自分で選んだ家族を続けていくために残された最後の手段」だったのではないかと感じたのです。
もちろん、そんなことはないんだろうけど、自分の気持ちを犠牲にして考えた結果、それしか思い浮かばなかったのかもね
夫婦って周りから見れば「こうすればいいじゃん」って思えるけど、当人だとバカな考えしか浮かばない時あるもん
②罪悪感
おとやんが剣山で刺されている時、いちこは夜のお店で買った若いイケメン・礼くんと一夜を過ごしていました。
自分が気持ちよくなっていた時、おとやんは痛い思いをしていたと知ったら、罪悪感が芽生えてしまったのではないでしょうか?(><)
- おとやん→関係の終わり
- いちこ→始まり
だったわけなので、余計に罪悪感が生まれてしまうでしょうし、「おとやんが、もう少し早く関係を終わらせてくれれば・・・」という思いもあったかもしれません。。。
いくら「おとやんだって同じことしてたじゃん」って思おうとしても、好きな人が痛い思いをしているのは結構キツいですよね(><)
③嫉妬
いちこは、おとやんを大切に思っているため、「自分の旦那であるおとやんが、不倫相手の美月に傷つけられたこと」に嫉妬して泣いたのではないかと考察します。
結婚しているからと言って決して自分の所有物なわけではありませんが、自分の旦那(しかも大事な部分)を他の女に傷つけられたなんて知ったら、嫉妬して当然ですよね。。。
私も「自業自得だ」と思いつつ、その前に「うちの旦那に何してくれてんじゃ、こらー!!復讐は私の役目だ!!!!」と思ってしまうかもしれません(^_^;)
いちこは「おとやんに復讐」なんて考えないでしょうけれど、嫉妬はしていたのではないでしょうか?
原作を読んだ際は嫉妬も理由の一つだと感じましたが、ドラマを見た感じでは嫉妬は理由ではないと思いました。
④過去のトラウマ?
過去のトラウマで反射的に涙が出た可能性もあります。
いちこの父親は母親に暴力を振るっていた人でした。
いちこは子ども時代、その音を聞きながら怖くて眠れず、それなのに翌朝「助けに来ないなんて、あんたは薄情だ」と母親に責められていました。。。
お父さんの暴力なんて音を聞いているだけでも怖いでしょうに、子どもの時に助けに行くなんてもっと無理ですよね。。。
いちこは実家について「無力で悲しかった自分に引き戻されるから嫌い」と言っていました。
いちこを責めていたのは母親ですが、いちこ自身、自分を「無力だ」と責めていたことが分かりますね。
美月がおとやんを剣山で刺したことも、暴力の一つですよね。
いちこは「大切な人が暴力を受けたのに、自分は何もできなかった」と、過去のトラウマに重ねて反射的に泣き、「ごめんなさい」と謝ってしまったのではないでしょうか。。。
ドラマを見て、「過去のトラウマ、罪悪感」が、「公認不倫を言い出したことへの後悔」に続く大きな理由なのではないかと感じました。
ホントは少しざまあみろって思ってた?
いちこは、おとやんが剣山で刺されたと知った際、泣いて謝っていましたが、冷静になって考えてからは「ざまあみろ」と少しは思っていたのではないかと考察します。
お互いに謝りあってハグした際、いちこは、
「おとやんと抱擁しながら、わたしは昨日のことを思い出していた。
おとやんが“彼女”に急所を刺されているとき、わたしは男の子とめちゃくちゃしていたのだ」
と思い、全く泣いていませんでした。(ドラマでは夜、1人でお水を飲みながら)
皮肉を表すダブルクォーテーションで“彼女”と表している
原作では(ドラマでは夜1人で)、他の男の子のことを考えている
おとやんに抱きしめられながらといったことから、いちこの静かな怒りを感じました。。。
でも、そりゃそうですよね〜
逆に、おとやんが美月とお泊りしてた日(毎月第三木曜日)、いちこは1人で晩酌しながら大人の動画を見ていた(ドラマでは普通に読書)のです。。。
いちこは1人で、そんな夜を何度も過ごしながら、「おとやんは今頃、他の女と・・・」と思っていたことでしょう。。。
(ドラマでは普通に読書)が、一方でおとやんは“彼女”に剣山で刺されるという仕打ちを受けた
自分は1人で大人の動画を見ていた自分は、おとやんの不倫を知っていたが、おとやんは自分が昨日、誰と会っていたのか知らない
と、「ざまぁ」と思っていてもおかしくないと思います。
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1122いいふうふ考察!なぜいちこと復縁?
『1122』最終7巻、7月20日(月)発売‼️
『1122』のカバーは毎巻、いちこ&おとやのおそろいシリーズなのですが、ウェディング衣装、パジャマ、白シャツ、下着……と続いて最終巻は喪服。リボンでぐるぐる縛られた喪服姿の二人、意味深でとても素敵です。発売まで今しばらくお待ちください! pic.twitter.com/LzG0P7Vnyi— 1122(いいふうふ)公式 (@1122_info_) July 8, 2020
『1122 いいふうふ』最終巻でいちこ(高畑充希)&おとやん(岡田将生)は離婚しますが、ラストでよりを戻します。
再婚したかは分かっていませんが、「一緒に生きていきたい」と言い合い、おとやんの「(家に)戻ってきていいかな」に、いちこは同意するのです。
離婚から復縁まで、おそらく2ヶ月くらいというかなりのスピード復縁?なわけですが、2人はどういう思いで復縁したのでしょうか?(ドラマでは少なくとも4ヶ月は経ってる)
本章では、いちこ&おとやんが復縁した理由について、
- いちこの気持ち
- おとやんの気持ち
に分けて考察していきたいと思います!
いちこの気持ち
『1122 いいふうふ』でいちこ(高畑充希)&おとやん(岡田将生)が復縁したことについて、いちこの気持ちを考察していきます。
①1人が嫌だと思ったから
おとやんと離婚後、いちこは友だちに「まずは1人でいることを大事にする」と言っていました。
しかし母親が孤独死した姿を見て、「母の苦しそうな最期の表情は、いつかの私の最期でもあるような気がする」と思っていました。。。
いちこは母親の最期を見て、一気に「1人が嫌」もしくは「孤独死が嫌、怖い」と思うようになったのではないでしょうか?
仕事中のおとやんに電話した
おとやんに連絡する必要はない&お葬式が終わってからでもいいのに、葬儀後もおとやんに一緒にいてもらった
小姑の提案に乗り、おとやんの背中を見ながら泣いた(ドラマではカット)
おとやんを見送る時、家に入って泣いてもいいのに、去っていくというように、「おとやんに側にいてほしい」という気持ちが言動に表れています。
「母のように孤独死するのは嫌」と思い、「誰かに一緒にいてほしい」と思ったのではないでしょうか?
私はドラマを見た後に、いちこ&おとやん別居中に、いちこの友だち・恵が言っていた
「気の合うパートナーとの暮らしって、それだけで尊い」
が響き、いちこも離婚後に、そう思ったのではないかと感じました。
一緒にいるとレスや相手のちょっとした発言が気に障るなど色々不満爆発ですが、いざ1人になると「気が合う人」と一緒にいることのありがたみを実感したのではないでしょうか?
②楽だったから
「1人が嫌だと思った」が復縁の理由だとしたら、おとやんではなく礼くんでもいいはずですよね?
※ドラマでは、いちこが礼くんをガチで好きになるような描写はありませんでしたが、原作では思わせぶりな態度もありました。
それでも、いちこがおとやんを選んだのは、「弱った時に頼りたくなる相手だと分かった」「自分を知ってくれていて楽だから」というのが大きいと考察します。
いちこが母親を亡くした時、友だちや礼くんではなく、既に離婚しているおとやんを頼りました。
弱った時や緊急事態の時に1番に顔が思い浮かぶ人が、本当に大切&信頼できる人ですよね。
なぜ、それがおとやんだったのかについては、「おとやんは常に優しい」「自分のことを理解してくれている」というのが大きいと思います。
おとやんは雨の日に傘を持って迎えに来てくれたり(ドラマではカット)、百日咳になってしまったいちこを看病してくれたりと、常に優しかったですよね。
礼くんも甘〜い優しさをくれ続けていましたが、おとやんを選んだのは「自分のことを理解してくれていて楽だから」と考察します。
いちこ&おとやんは結婚7年目という長い付き合いであり、
大事な本心はおとやんと共有してきたと思う」と言われるほど
いちこは友だちから「もう1人の自分みたいになっていた」と言う
「おとやんは、「私とおとやんは、俺がお前でお前が俺での『おまおれ』状態」と言う
というように、おとやんは、いちこのことを深く理解してくれていました。
いちこは、礼くんに「お互いの価値観を共有・選択するって、エネルギーも時間もかかる。夜のお店はそういうのをスキップして関係を持つ」的なことを言っていましたよね。
確かに誰かと新たに付き合うとなると、相手の
- 好きなもの・こと
- 嫌いなもの・こと
- 譲れないポイント
- 価値観
などを知っていかないといけないですし、逆に自分のことも知ってもらわないとしんどいですよね。
若い頃は「相手を知る過程が楽しい。知ってもらうのも楽しい」状態でしたが、歳を重ねるとそんな気力もそんなに湧かず・・・(^_^;)
いちこが「お互いの価値観を共有・選択するって、エネルギーも時間もかかる」と言うのも分かります(^_^;)
私も、特に相手に「知ってもらう」っていうの面倒くさいかも(^_^;)
これが苦手で〜とか、いちいち説明するのとか面倒くさいし
その点おとやんについては、お互いの好きなものや嫌いなものを含め、価値観を知り尽くしているから楽ですよね。
いちこが「誰かといたい」と思った時、1番手っ取り早く、かつ楽に一緒になれる相手が、おとやんだったということではないでしょうか?
※ドラマを見て少し違うと思ったので、以下で追記しています。
もちろん好きというのもあるとは思いますが、「一緒にいたい」と思った理由が「自分のことを知ってくれているから」というのは大きいと思います。
③1番弱い部分を支えてくれた人だから
原作を読んだ時は「『誰かといたい』と思った時、1番手っ取り早く、かつ楽に一緒になれる相手が、おとやんだった」ということも考えたのですが・・・
ドラマを見て、そういうことではなく、
「いちこの1番弱い部分(親との問題)を出せ、それをカバーしてくれてたのがおとやんだったから」
というのが大きいのではないかと考察しました!
=「手っ取り早いから、おとやん」ではなく、「おとやんしかいなかった」ということですね。
前述の通り、いちこは、
亡くなった父親が、母親にDVをしていた
子どもの頃に手を繋いでもらったこともほとんどないほど、母親もネグレクト気味というか愛情のない母親だった
成長してからも、母親はおとやんの前で、いちこを悪く言うばかり
という複雑な家庭環境で育ちました。
いちこは夫も優しく、仕事も頑張っていて、友だちもいて、割と順調に楽しく生きているように見えますが、自分の1番根底にある親との問題は根強かったと思うのです。
世の中には絶縁してる親子もいると思いますが、もし親と微妙な関係だったとしても、いちこのように、
あんまり関わりたくないけど、家族だから関わらないわけにはいかない
嫌いだし、時には憎いという感情もあるが、「可哀想」という気持ちや、罪悪感もある
という方も多いと思います。
おとやんは、そんな、いちこの複雑な気持ちに寄り添い、
仕事中にもかかわらず、いちこ母からの電話に出てくれる
いちこ母に会いに行くときは、車で送って一緒に来てくれる
いちこ母が手術する際、いちこもいないのに1人で付き添ってくれる
「いちこちゃんが優しいの知ってる」と言ってくれる
いちこ母は「いちこはキツい」と言い続けているが、おとやんはと、いちこ母との付き合いも面倒くさがらず、+いちこの気持ちもケアしてくれていました。
母親との問題について、いちこは礼くんには絶対に話せなかったと思います。
いちこは友だちにも親との関係を話していないようなので、本当に「自分の1番弱い部分を出せるのは、おとやんしかいなかった」のでしょう。
不妊治療で心が壊れ、見失っていたのかもしれませんが、母親の死や、おとやんと離婚して離れたことにより、「やっぱり」と気づけたのかもしれませんね。
母親は亡くなりましたが、「自分の1番弱い部分を出せ、それを支えてくれる存在」というのは、生きていくうえで必要だと思います。
おとやんの気持ち
『1122 いいふうふ』でいちこ(高畑充希)&おとやん(岡田将生)が復縁したことについて、おとやんの気持ちを考察していきます。
①いちこが自分を見てくれたから
おとやんは誰が1番好きかというのが結構曖昧な人だと思うのですが、美月と不倫中も、「人として1番大切なのは、いちこ」という気持ちは揺らいでいなかと感じます。
※原作では誰が1番好きかが曖昧でしたが、ドラマでは「人として1番好きなのは、いちこ」なのがハッキリと分かりましたね。
いちこも、ずっとおとやんを大切にしていたようにも思いますが、実際おとやんからしてみると、いちこは、
2人の問題から目を背け、自分や仕事を見てる
おとやん不倫中→礼くんのことも頭にあった(おとやんとできない時、「こんなものだっけ?」って考えてた)
剣山後、おとやんと向き合い始めたとき→不妊治療のことばかり考えていた
別居後、また戻って不妊治療し始めた時→という状態であり、「いちこは自分を見てくれてない」と感じていてもおかしくありません。
- 帰りに雨の中、傘がなくて困っている時(ドラマではカット)
- 百日咳になってしまった時
も、いちこは最初、おとやんを頼ろうとはしていませんでした。
そんな「自分を見てくれてない&頼ってもくれない」いちこが、久しぶりに自分を見てくれた&頼ってくれたのが、いちこの母親のお葬式のときだったのではないでしょうか?
1人になったことで、ようやくおとやんの方を見てくれたので、いちこが言った「おかえり」に対し、おとやんは「ただいま」と抱きしめた(ドラマではカット)と考察します。
②また育めるから
おとやんは1巻で、結婚記念日の箱根旅行でいちこを拒否ったことを思い出しながら、
子どもの頃、いつも姉が拾ってきた瀕死の猫やミドリガメ、アサガオの世話をさせられていたが、“はぐくむ”という営みを楽しんでいた(ドラマではカット)
と考えていました。
このことから、おとやんは「育むのが好き。育むことが楽しい」ということが分かります。
美月と不倫中にいちこを拒否ったのは、「いちことは育みきった」と考えてしまったというのもあるのではないかと考察します。
そんな育みきった関係のいちこと復縁した理由は、「離婚によって関係が変わり、また1から育めるから」ということもあるのではないでしょうか?
※ドラマを見て少し違うと思ったので、以下で追記しています。
こうして考察すると、いちこもおとやんも結構自分勝手な気もしますが、7年も一緒にいた夫婦が離婚後に復縁するなんて、単純な「好き」ではできないと思います。
③いちこしかいなかった
原作を読んだ時は「いちこが自分を見てくれたから」「また育めるから」ということも考えたのですが・・・
ドラマを見て、そういうことではなく、おとやんは不倫中も離婚後も「1番は常にいちこ」であり、いちこと生きて行くこと以外考えられなかったのではないかと感じました。
おとやんは意外と乙女(生活もいちこより丁寧etc.)だし、寂しがり屋なのでは?(関係の薄い夜のお店より、美月との恋愛不倫を選んだ)
↓
離婚後も「いちこちゃん・・・」って心の片隅でずっと思っていそう
【いちこ以外は・・・と思う根拠↓】
もし美月が日本にいても、美月と一緒になる選択肢はない
美月に「3人で暮らさない?」と聞かれても、話をそらす=別居中、姉に「離婚するの?」って聞かれても「しない!!」と即答
「いちこちゃんには何でも話せてた」と言う
姉に「素直に話せる友だちはいないの?」と聞かれ、
岡田将生さん演じるおとやんは、(特に不倫が終わった後)常に「いちこちゃんが1番」であり、不妊治療中などは特にそれが強かったように感じました。
離婚の話し合いの時も、原作ではおとやんは泣いていませんでしたが、岡田将生さんは大号泣でしたね(^_^;)
そのため、離婚後もいちこの事は心の中にずっとあったと思いますし、「他の女性と再婚」なんて微塵も考えていなかったと感じたのです。
お姉さんに「素直に話せる友だちはいないのか?」と聞かれ、「いちこちゃんには何でも話せてた」と答えていましたよね。
いちこは女子会する描写がありましたが、ドラマでおとやんの友だちは一切出てきませんでした。
私も友だちが1人もいないので理解できるのですが、話す相手が夫か実家の家族ぐらいしかいないんですよね〜(^_^;)
「人は1人では生きていけない」なんてよく言いますが、確かに「何でも話せる存在」というのは生きていくうえで必要だと思います。
「自分の1番弱い部分を出せ、それを支えてくれる唯一の存在」
いちこにとっての、おとやん→「何でも話せる唯一の存在」
おとやんにとっての、いちこ→であり、お互いに必要不可欠な存在だからこそ、復縁は生きていく上で絶対に必要な選択だったのではないでしょうか?
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1122いいふうふ考察!
🎬クランクアップ!🎬
#一子 役の #高畑充希 さんが クランクアップを迎え、
本編撮影が終了しました👏みなさまお疲れ様でした🎵
これからいよいよ編集作業💻#1122いいふうふ#岡田将生 #今泉力哉 #primevideo pic.twitter.com/qFXvssY9fj— 『1122 いいふうふ』ドラマ公式アカウント【2024年初夏Prime Video独占配信予定】 (@1122_iFUFU) December 18, 2023
本章では、『1122 いいふうふ』で私が他に気になったポイントを考察していきます!
- おとやんは、いちこをどう思っていたのか?
- おとやんは、美月をそう思っていたのか?
- 美月は、おとやんをどう思っていたのか?
などを詳しく考察していきますので、参考にしていただければ幸いです(*^^*)
おとやんは、いちこをどう思っていた?
考察結果→人間として好きだけど、甘えがあった&いちこに見てもらえず優先順位が低くなった?
おとやんは、いちこの
- 仕事を頑張っているところ
- 正義感が強いところ(出会った時、面倒くさい人から助けてくれた)
- 優しいところ(おとやんが連れて行ったキャンプでグダグダになったが、「楽しい」と言ってくれた)
といったところなど、好きなところはたくさんあったと思いますが、しょーじき7年も一緒にいると、好き<情になってきますよね。
情の方が大きいだけであって「好き」という気持ちはあったと思いますし、何より大事な家族です。
しかし結婚記念日を美月と過ごすためにリスケしようと言い出したり、優先順位は美月>いちこという感じがしますよね。
「いちことは、いつでも会えるから」と甘えた考えなのでしょうが、「結婚記念日にそれはないだろ〜」と思っちゃいますヽ(`Д´)ノ
拒否られても一緒にいた
いちこから「私最近こういうの無理。仲良いからこういうのしなくても良くない?」などと言われて奥さんは人間として好き?」と言われるくらい
美月から「私には恋愛感情、なので、おとやんが「人間として」1番好きなのは不倫前も後も変わらずにいちこだったのでしょう。
しかし、
育むのが好きで楽しい→いちことの関係は、もう育みきった?
おとやんはドラマではカットされてたね
自分を見てくれなかった
いちこはと、おとやんの中で
「美月さんとの関係を育んでる方が楽しい!いちこは俺を見てくれないし。てか、いつでも会えるし」
と甘えが出たため、優先順位が美月>いちこになってしまっていたのではないでしょうか?
家族との予定より恋人との予定を優先したことがある方もいらっしゃると思いますが、まさにそんな感じの心境だったんだと思います。
「いちこは、いつでも会える。いて当たり前」になっていたため、いちこ側の公認不倫のことを考えず、礼くんとの関係にショックを受けていたのでしょう。
おとやんを見ていて、「人間として1番好きなはずなのに、それでも不倫するんだな〜」と嫌になってしまいました(^_^;)
おとやんが美月と不倫した理由と、美月への気持ち
【考察結果】
おとやんは育むのが好きだから夜のお店じゃなくて美月
美月は現実を忘れさせてくれる存在?
おとやんが不倫を始めたきっかけは、いちこから
「私最近こういうの無理。あーでも男性は色々あるもんね、夜のお店とか。それに、おとやんはモテなくないでしょ?」
と言われたことでした。
その後いちこから公認不倫を提案されるわけですが、いちこが元々「夜のお店とか」と言っていることから、いちこは夜のお店で女性を買うことを想定していたのだと思われます。
それなのに、おとやんが、
- 夫がいてW不倫になってしまう
- 息子もいる
- しかも息子は発達障害っぽい
という、「絶対面倒くさいことになるだろ〜」と思われるような美月と不倫したのはなぜなのでしょうか?
美月が好きになったから
単純に綺麗&カッコいい&優しい育むのが好きだから、夜のお店は嫌だった
おとやんはといったことが考えられます。
いちこは、礼くんに「お互いの価値観を共有・選択するって、エネルギーも時間もかかる。夜のお店はそういうのをスキップして関係を持つ」的なことを言っていましたよね。
いちこは、そういう面倒くさいことをスキップしたいと思って礼くんを買いました。
おとやんは逆に、「トキメキ」+「時間をかけてお互いの価値観を共有・選択すること」を含め、楽しみたいタイプなのでしょう。
要は、おとやんは意外と乙女ということですね。
だから元同級生や会社の人といった「既に価値観を何となく知っている人」ではなく、「この人が気になる」とトキメキを感じた初対面同然の美月に手を出したのだと思われます。
好きになってしまったから、「美月は夫がいるからバレたら面倒くさいことになる」よりも、美月もおとやんに好意を持ち始めていることに舞い上がっていたのでしょう。
そんなトキメキを感じた美月のことも「人生を一緒に歩みたい」とまではならず、あくまで「現実を忘れさせてくれる好きな人」くらいの感覚だったのではないかと考察します。
前述の通り、好き<情だったにせよ、おとやんが「人間として」1番好きなのは不倫前も後も変わらずにいちこだったと考察しています。
いちこのことは大切だったと思いますが、
- いちことはレス
- 仕事へのモチベーションは低く、周りからも「やる気ない人」扱い
と、おとやんにはストレスもありました。
生きてれば誰だってストレスあるよね
おとやんはクズだけど、クズだからといってストレスがないわけじゃない
おとやんにとって、美月は「日頃のストレス・現実を忘れさせてくれ、トキメキをくれる恋人」的な存在だったと考察します。
- いちこ→共に人生を生きるパートナー
- 美月→トキメキをくれる恋人
ってことだね
「現実を忘れさせてくれる存在」だから、美月から「おとやんと私、息子の3人で暮らしたい」と現実的なことを言われた時、話をそらしたのでしょう。
おとやんと美月の出会いや関係自体はリアルな恋人っぽいですが、おとやんの美月への思いは「価値観を共有する段階を踏む」以外、
- トキメキくれる
- 欲を満たせる
- 現実的な面倒くさいことは考えてない(逃げる)
- 離れてもそこまでショックじゃない(シンガポールに行くと聞いた時、そこまでショックを受けていなかった)
と、夜のお店の女の子を買う時の思いとそんなに変わらないのではないかと思いました。
美月がおとやんと不倫した理由と、おとやんへの気持ち
【考察結果】
志朗にはない優しさをくれる、おとやんが好きになったから
自分が真剣に好きなのに、自分の物になってくれないおとやんが憎らしかった?
美月(西野七瀬)は、
- 子育てに協力しない仕事人間の夫
- 発達障害?かもしれない小さい息子
- 宗教?にハマっている姑
とストレスまみれなので、「生け花教室しか1人の時間がない、癒やし・くつろぎがない」という状態だったと思います。
そのため生け花教室という「好きな場所」に同じように通い始めたおとやんが、好意を寄せてくれたのが嬉しかったのではないでしょうか?
※ドラマでカットされていた、おとやんと美月の出会いはこちら
美月の夫・志朗(高良健吾)は
- 仕事をバリバリしてくれる
- 不倫はせず誠実
といった良い面もありますが、基本的に冷たいですよね(><)
一方おとやんは不倫をするクズで仕事もバリバリはしていませんが、「とにかく優しい」という長所があります。
美月が志朗の冷たさに疲れていたところ、優しさをくれたのが、おとやんだったということだと思います。
優しさに飢えてるときに優しくされると好きになっちゃうのは分かりますし、「この人以外に私に優しくしてくれる人はいない」って思っちゃうんですよね〜(^_^;)
美月もおとやんにのめり込み、大好きだったと思いますし、子どもを会わせるくらい本気だったのでしょう。
しかし!!
不倫は2人の秘密だと思っていたのに、おとやんは公認不倫
「自分とおとやん、息子の3人で暮らしたい」と言っても話をそらされる
といった件で、おとやんの中で奥さんが1番であることに気づき、
「自分は本気で好きで真剣に考えてるのに、おとやんは遊びみたいなものだったの?」
と、自分の気持ちとおとやんの気持ちのギャップに虚しさを感じ、「何でこんなに好きなのに私のものになってくれないの?」と憎しみに変わっていったのだと思います。
剣山で刺した後「おとやさんのこと、とても好きで、ずっと憎らしかった」と言ったのは、上記のような思いから来ているのではないでしょうか?
美月は、
おとやんに「私には恋愛感情、奥さんは人間として好き?」
志朗に「人間として見てほしい。そうでないと一緒にいられない」
と言っていました。
美月は母でも女でもなく人間として見てくれる人を求め、「おとやんは人間として見てくれている」と思っていたのに違ったから、余計に悔しかったのではないでしょうか?
こうして考えると、登場人物がそれぞれパートナーに持っていなかったものを不倫相手に求めたことが分かりますね。
いちこ→おとやんとはレス&イチャイチャ的な甘さもない→甘い優しさをくれる礼くんとする
おとやん→いちことはレス&自分を見てくれない→美月は自分を好き&ヤれる
美月→志朗は冷たい→優しいおとやんと不倫
結局みんなそれぞれのパートナーと元サヤになっていたので、無い物ねだりしても仕方ないんだな〜と反面教師になりました(^_^;)
いちこの不倫発覚後におとやんが泣いた理由
考察結果→嫉妬と情けなさで泣いた?
いちこが礼くんと不倫していたことが発覚し、おとやんは家を飛び出し、出ていったあと泣いていました。
「1年以上不倫したお前に泣く権利はない!!」とツッコみたくなりましたが、おとやんはなぜ泣いたのでしょうか?
いちこは振り払われた時「あれは嫉妬ではなく、軽蔑の顔だった」と思っていました。
そして、おとやんはその後、「比べられるのが怖かったから逃げた」と思っていましたね(ドラマではカット)。
確かにおとやんは、
- 「若い男を金で買った」
- 「好きでもない人とできるんだね」
と、軽蔑っぽい言葉をいちこに浴びせてはいました。
しかし私は、軽蔑っぽい言動で自分を正当化し、実際はめちゃくちゃ嫉妬していたと考察しています。
まず、
俺の不倫は2人で話して決めたことで、いちこちゃんも納得してたはず
俺は恋愛して、好きな相手とだからしていた
いちこは金で買った
といった軽蔑の言葉で、「俺の不倫は悪くないけど、いちこちゃんの不倫は悪い」と自分を正当化。
正当化して自分を守りつつ、実際は「自分が情けなさすぎるし、“礼くん”に負けてる気しかしない」という不甲斐なさ&嫉妬でいっぱいだったのではないでしょうか?
下着やダイエットと兆しがあったのに、気づかなかった情けなさ
自分に見せない表情をしていた嫉妬+「自分は長いこと、あんな表情をさせられていない(幸せにできていない)」という情けなさ
好きじゃない男とできるなら、俺は何なの?好き未満?」という嫉妬
「俺とはしたくないって言ったくせに、俺は剣山後にできなくなったけど、礼くんには「できたから“すごくよかった”」と言っていた
→自分では満足させられなかったけど、礼くんとは満足できた情けなさと嫉妬
と、グチャグチャの感情の中で自分の情けなさが嫌になり、同時に嫉妬もしていたと考察します。
「比べられるのが怖い」「自分では満足させられなかったのに」「自分とはしたくないって言ったくせに!」というのは、分からないでもありません。
しかし自業自得の後悔で泣いたわけではないのが、おとやんのクズたる所以ですよね〜(^_^;)
「自分だって不倫したのだから、自分が不倫されても自業自得だ。不倫されるのがこんなに辛いなら、自分も不倫なんてしなきゃよかった」と思うのが自然だと思ったのですが・・・
いちこにも、夜のお店に行った時(ドラマではカット)も「俺の不倫は違う。いちこちゃんのは〜」と言ってたので、自分の不倫は後悔していなかったのでしょう(^_^;)
名前の数字の意味は?
「考察」というほどではないのですが・・・
『1122 いいふうふ』のメインキャラの名前には数字が入っており、それぞれ隣同士の人と惹かれ合うようになっています。
礼→0
一子(高畑充希)→1
二也(岡田将生)→2
美月(西野七瀬)→3
志朗(高良健吾)→4
女性は一つ前の数字が不倫相手、一つ後の数字が結婚相手になっているのが興味深いですね。
初心(過去の楽しかった恋愛のキュンキュン)を思い出させてくれる→一つ前の数字の不倫相手
一緒に未来に進んでいく人生のパートナー→一つ後の数字の結婚相手
という意味なのかもしれませんね!
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まとめ
「1122いいふうふ」読んだ。
はやく読めばよかった(買ったままうだうだしててそのままにしていた)。ここ数年もやもやしていたなにかが晴れるような気持ちになった。わたしにとって希望のような物語になった。 pic.twitter.com/Mr6v7h1We4— 内橋可奈子 (@kotosorach) August 10, 2020
本記事では、1122いいふうふ考察!おとやんが美月に剣山で刺される理由は?なぜいちこと復縁?と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
原作『1122』を読んでいて筆者が気になったことを考察させていただきました!
美月が剣山で刺すのはヤバいですが、メンヘラ出身の筆者としては、気持ちが割と分かってしまうんですよね〜(^_^;)
それでは、1122いいふうふ考察!おとやんが美月に剣山で刺される理由は?なぜいちこと復縁?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。