ウェイトレス(ミュージカル)歌一覧を曲順に動画付きで紹介！CDはある？

幕が開いた後にすぐ始まるオープニング曲で、

ジェナ（高畑充希）
カンパニー

が歌います。

タイトルの「中身は何？」には「パイの中身」という意味はもちろん、ストーリーの中身やジェナの中身なども含まれている感じがして、物語の中に引き込んでくれます！

1曲目から高畑充希さんの歌唱力を存分に堪能できるので、ワクワクすること間違いなし！

高畑充希さんが本場のブロードウェイでご覧になったときは、会場中に甘〜い香りが立ち込めていたそうです♡

初演の時も多分本物の食材っぽいものを使っていたのですが、マスクのせいで香りまではそこまで分からなかったので、再演を観に行けたら香りまでガッツリ楽しみたいです♪

Opening Up

1幕の2曲目は、「Opening Up」（直訳「開く」）。

ねこ先輩

「開店」的な感じかな

ジェナたちが開店準備をしながら「毎日同じだ」といった趣旨のことを歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
ドーン（ソニン）
ベッキー（LiLiCo）
カル（田中要次）
カンパニー

が歌います。

歌詞的にはそんなポジティブなことばっかり言っているわけではないのですが、お聞きになっていただければ分かるように、超ハッピーで明るい曲調ですよね〜！！

幕が開いてジェナの「What’s Inside」後、すぐにワクワクの頂点に持っていってくれます！！

The Negative

1幕の3曲目は、「The Negative」（直訳「ザ・ネガティブ」）。

日本版の動画（カバー動画）

ジェナが妊娠検査薬を使った時の曲で、

ジェナ（高畑充希）
ドーン（ソニン）
ベッキー（LiLiCo）

が歌います。

ネタバレ記事でご紹介している通り、ジェナは妊娠を望んでいなかったため、タイトルが「The Negative」なんです(^_^;)

リアル・・・というかエグい女子会を再現しているかのようなR18の歌詞なので、冒頭を見て「可愛いミュージカルかな？」と思った方は、ビックリしてしまうかもしれません(^_^;)

What Baking Can Do

1幕の4曲目は、「What Baking Can Do」（直訳「パイ作りでできること」）。

ジェナがパイ作りをしながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
カンパニー

が歌います。

日本版の短い動画で十分お分かりいただけると思いますが、高畑充希さんの伸びやかな歌声を存分に堪能でき、聞いているだけで気持ちよくなる＆スカッとするような楽曲です！！

このシーンは本当にパイを作りながら歌っているので目で追いたくなってしまい、目はパイ作り、耳は歌声と、贅沢なほど情報量が多いんですよね〜(><)♡

Club Knocked Up

1幕の5曲目は、「Club Knocked Up」（直訳「妊娠させられちゃったクラブ」）。

ねこ先輩

「デキちゃったクラブ」みたいな感じ

ジェナが産婦人科に行った時の曲で、

妊婦たち

が歌います。

短いシーンですが、妊婦さん役が3人登場して歌うので、インパクトがあります！

英語タイトルの意味は初めて知ったのですが、「妊娠させられちゃった（デキちゃった）クラブ」っていう意味なんですね(^_^;)

アメリカらしいブラックジョークだと思いました(笑)

ねこ先輩

ほかの妊婦さんは幸せそうだったから、「妊娠させられた」って思ってるのはジェナだけだと思うけど(^_^;)

When He Sees Me

1幕の6曲目は、「When He Sees Me」（直訳「彼が私を見た時」）。

ドーンが男性と会いに行く前の不安を歌った曲で、

ドーン（ソニン）
カンパニー

が歌います。

ドーンは男性と付き合ったことがないため、「もし好きな人と出会えても、彼が私を好きにならなかったら・・・」と不安になってしまうのですが・・・

恋愛経験があっても、ドーンの気持ちって痛いほど分かりますよね(><)

動きもコミカルでありつつ「分かるよ〜その気持ち」と言いたくなり、ドーンのことも大好きになれる曲です(><)♡

It Only Takes a Taste

1幕の7曲目は、「It Only Takes a Taste」（直訳「一口だけで」）。

バス停にて、ポマター医師がジェナのパイを褒める時の曲で、

ポマター医師（森崎ウィン）
ジェナ（高畑充希）

が歌います。

ポマター医師は「僕は子ども頃にパイが好きで、パイ屋さんのウェイトレスに憧れていた。ジェナを見ていると憧れの人を思い出す」と言ってくれるんです(><)♡

ねこ先輩

褒めてるのにちょっと不器用なのが、真面目なポマター医師らしくて最高(笑)

ビミョーな距離感でチラチラと目を合わせながら歌うので「THE 恋の始まりの曲♡」なのですが・・・

ジェナもポマター医師も既婚者なので、「あ〜ダメだけど、いい(><)！！♡」という非常に複雑な感情になっちゃいます(><)

でもこの曲はとにかく可愛くて大好きなんですよね〜♡♡

恋愛でもご飯でも、「1口だけ」「少しだけ」って思っても、もっと欲しくなっちゃうものですよね(><)

ねこ先輩

それでダイエットに失敗するんだ(^_^;)

You Will Still Be Mine

1幕の8曲目は、「You Will Still Be Mine」（直訳「それでもお前は俺のものだ」）。

ジェナが夫・アールに妊娠を告げた後にアールが歌う曲で、

アール（水田航生）
ジェナ（高畑充希）

が歌います。

タイトルの直訳（それでもお前は俺のものだ）からも、アールのモラハラっぷりが伝わってきますよね(^_^;)

実際に「子どもより俺を愛せ」と言い、クズ夫を発揮していますヽ(`Д´)ﾉ

『ウェイトレス』の曲は大好きなものばかりですが、この曲はアールの「ジェナの気持ちを考えない」が具現化された曲なので、聞くと嫌〜な気持ちになっちゃいます(><)

A Soft Place to Land

1幕の9曲目は、「A Soft Place to Land」（直訳「柔らかい着地点」）。

初デートに行くドーンのため、ジェナがパイを作ってあげながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
ドーン（ソニン）
ベッキー（LiLiCo）

が歌います。

歌詞的には力強い曲「What Baking Can Do」と同じ部分もあるのですが、こちらはとにかく優しい！！！！

ジェナが、

夫・アールには怒りを感じてるけど、友だちにはめちゃくちゃ優しいこと

ジェナにとってパイ作りは、希望が持てる大切な時間であること

が伝わってくるシーンで、私はこの歌も大好きです(><)！！

何かこの曲を聞くと「自分に優しくしよ」って柔らかい気持ちになれるし、希望が持てるんですよね〜

Never Getting Rid of Me

1幕の10曲目は、「Never Getting Rid of Me」（直訳「絶対に僕を捨てないで」）。

ドーンLOVEになったオギーがダイナーにやってきて歌うストーカーみたいな曲で、

オギー（おばたのお兄さん/西村ヒロチョ）
カンパニー

が歌います。

「愛してる！」「離れない！」といったストーカーソング(^_^;)なのですが、一昔前の秋葉原のオタクみたいな衣装で軽やかに踊るオギーが最っ高に面白いんです(笑)

初演では、おばたのお兄さんがバク転も披露してくれました！

絶対みんなオギーのことを「キモいけど好き」になってしまうでしょう(笑)

Bad Idea

1幕の11曲目は、「Bad Idea」（直訳「悪い考え」）。

ジェナとポマター医師が恋に落ちてしまい、「2人とも既婚者だからダメ」という気持ちと戦いながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
ポマター医師（森崎ウィン）
カンパニー

が歌います。

私は不倫断固反対派ではあるのですが、これはもう笑っちゃうし応援したくなっちゃうんですよね〜(笑)

2人して「ダメだーダメだー」と思いつつ、全然くっつく気満々というか・・・

戦いつつ抗えていない2人が愛おしくて仕方ありません(笑)

これで1幕は終わりで、2幕に行きます！

2幕

ミュージカル『ウェイトレス』2幕の歌一覧を、曲順に動画付きでご紹介していきます！

なおネタバレについては、こちらの記事をご覧ください♪

ねこ先輩

2幕は「不倫関係に」の章の途中〜最後までだよ

I Didn’t Plan It

2幕の1曲目は、「I Didn’t Plan It」（直訳「計画したわけではない」）。

店長・カル（田中要次）とベッキーのW不倫がジェナにバレた後、ベッキーがジェナに「あなたも不倫してるでしょ？悪いことだけど正しい間違いよね」と言う曲で、

ベッキー（LiLiCo）

が歌います。

私はこの曲も大好きなんですよね〜

「悪いこと、間違ってることだけど必要なこと」って、不倫じゃなくてもあると思います。

でも、その悪いことをしないと苦しくて苦しくて仕方ないから、「間違ってる」と分かっていてもしてしまうことってありますよね。

例えば私は失敗して落ち込んだ後に、「自分のせいだ」と分かっていながら「〇〇のせいだ」と人や環境のせいにしてしまうクズなのですが・・・(^_^;)

「自分のせいだ」と思ったままにしておくと、もーーー考えすぎちゃって自己嫌悪でメンタル死んじゃうんですよね〜(^_^;)

この曲は、そんなダメな自分も「今の自分にはそれが必要なんだから、しょうがない」と思わせてくれるというか・・・

めっちゃくちゃ自分の味方になってくれるような全肯定ソングだと思います！

だからといって不倫とかを肯定するつもりはありませんが、少なくともジェナやベッキーに「必要なこと」だったというのは理解できるんです。

ねこ先輩

ジェナやベッキーの不倫は、おっさんが若い女の子と不倫するのとは訳が違うからね

Bad Idea（Reprise）

2幕の2曲目は、「Bad Idea」（直訳「悪い考え」）。

ジェナ＆ポマター医師のW不倫カップル、ベッキー＆カルのW不倫カップル、ドーン＆オギーのオタクカップルが、それぞれでヤりながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
ポマター医師（森崎ウィン）
ドーン（ソニン）
ベッキー（LiLiCo）
オギー（おばたのお兄さん/西村ヒロチョ）
カル（田中要次）
カンパニー

が歌います。

まぁーーーーこの曲はとにかく過激(^_^;)

女優陣が脱ぐわけではないのですが腰を振ったりするので、私はとっくに成人済みの大人なのに「これは見て大丈夫なやつ？」と心配になってしまいました(笑)

3組中2組がW不倫カップルという不適切な組み合わせですが、みんな付き合いたてなので盛り上がってるんですよね〜(^_^;)

You Matter to Me

2幕の3曲目は、「You Matter to Me」（直訳「あなたは私の大切な人」）。

不倫関係に落ち込むジェナのもとにポマター医師が来て、2人でパイ作りをしながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
ポマター医師（森崎ウィン）

が歌います。

不倫なんですが「THE 純愛ソング」って感じの曲で、こ〜れも泣けるシーンなんですよね〜(><)！！

夫から散々ひどい扱いを受けてきたジェナに、ポマター医師が「大切な人」と言ってくれるのがもう。。。

不倫がよくないのなんて百も承知なのですが、それでも「ジェナ良かったね〜(><)お願い幸せになって〜(><)」と言いたくなるシーンです！

I Love You Like a Table

2幕の4曲目は、「I Love You Like a Table」（直訳「テーブルのようにあなたを愛してる」）。

ドーンとオギーの結婚式で2人が歌う曲で、

オギー（おばたのお兄さん/西村ヒロチョ）
ドーン（ソニン）
カンパニー

が歌います。

まぁ前述の通りオギーは愛すべき変なやつなのですが、詩を作る癖があり、この曲ではドーンへの愛をテーブルに例えているわけです(笑)

それに喜ぶドーンも2人とも最高に変で最高に愛おしく、めちゃくちゃハッピーな気持ちになれるシーンですよ♪

Take It From an Old Man

2幕の5曲目は、「Take It From an Old Man」（直訳「老人の意見を聞いて」）。

ドーンとオギーの結婚式で、ジョー（ダイナーのオーナー）がジェナと踊りながらジェナに語りかける曲で、

ジョー（山西惇）
カンパニー

が歌います。

ジョーはジェナの可能性を信じ、助けの手を差し伸べてくれます(><)

私はこの歌を聞いて、ジョーが大好きになりました！！！！

ジェナの働きを見てくれて才能を分かってくれて、でも苦しんでいるのも不倫しているのも分かっていて・・・

全部分かった上で、それでもジェナを応援してくれるジョーが大好きなんです！！

ねこ先輩

悪いこと（不倫）をしてるのも分かっていて、それでも手を差し伸べてくれるって救われるよね

本当のおじいちゃんよりおじいちゃんというか・・・こういうおじいちゃんがほしいと思ってしまいます(><)

She Used to Be Mine

2幕の6曲目は、「She Used to Be Mine」（直訳「あの子は私のものだった」）。

ジェナの隠していたお金が夫・アールにバレてしまい、ドン底の中で過去の自分に語りかける曲で、

ジェナ（高畑充希）

が歌います。

これは『ウェイトレス』の中で1番有名というか、メインの曲だと思います。

高畑充希さんは、

『おげんさんといっしょ』第4回
「MIKKAI Vol.6」（ファンイベント）
『ウェイトレス』（初演）
「MIKKAI Vol.7」

で「She Used to Be Mine」を歌われていましたが、私は漏れなく全部泣きました(><)

でもやっぱり物語込みで観ると格別で、初演でマスクがビショビショになったことを今でも覚えています。

ねこ先輩

ジェナのようにDVを受けた経験がなくても、この歌は刺さる

もし辛い目に遭っている方は、過去の自分を思い出し、

「あの頃のあの子（自分）のために何かしてあげたい。こんな状況はあの子に可哀想」

と、過去の自分を愛おしみつつ、勇気をもらえるような曲だと思いますよ。

What’s Inside（Reprise）

2幕の7曲目は、「What’s Inside（Reprise）」（直訳「中身は何？」）。

ジェナの陣痛が始まった時〜出産後、アールに別れを告げるまでの曲で、

カンパニー

が歌います。

こちらはガッツリ歌というより、

ジェナの陣痛が始まった時→ジェナと一緒に陣痛の呼吸
出産後、アールに別れを告げる時→セリフの後ろでコーラスっぽい感じ

ですね。

あんなドン底の「She Used to Be Mine」からすぐに陣痛が始まるのに、ジェナは頑張って産んで、その上アールに別れを告げるなんて号泣必至！

冒頭の同じ曲「What’s Inside」（直訳「中身は何？」）のリプライズを持ってくることで、ジェナの中身が変わった・・・

というか、ちゃんと自分を出せるようになったことを示しているのではないでしょうか？(><)

Everything Changes

2幕の8曲目は、「Everything Changes」（直訳「全てが変わる」）。

アールとポマター医師に別れを告げた後のジェナが、赤ちゃんを抱きながら歌う曲で、

ジェナ（高畑充希）
カンパニー

が歌います。

こちらも号泣必至の曲！！

アールにもポマター医師にも別れを告げ、スッキリとした＆強く母性あふれる表情になったジェナが、幸せそうに歌うのがもうたまりません(><)！！

私はこの曲で「子どもが生まれた日と、母親が母親になった日は一緒なんだ」と思え、長女に生まれたことが初めて嬉しいと思えました。

ジョーの「Take It From an Old Man」から泣ける曲＆シーンが続くので、再演を観に行かれる方はマスクの替えを持っていくことをオススメします！

Opening Up（Finale）

2幕の9曲目は、「Opening Up（Finale）」（直訳「開く」）。