今回は、マンダロリアンやボバフェットのルークが若い!CGや合成でどうやって撮影した?と題してお届けします。
ディズニープラスで配信されている『スター・ウォーズ』シリーズの実写ドラマ『マンダロリアン』と『ボバフェット』。
アソーカやキャド・ベイン、R2-D2が出演したりと胸熱なキャスティングなのですが、何と言っても『マンダロリアン』シーズン2のラストで登場したルークは衝撃的でしたね!
『ボバフェット』では登場シーンも多くなっていました!
『マンダロリアン』や『ボバフェット』を見て、「あれ?ルークが前と同じ顔で若い!」と思った方も多いのではないでしょうか?
『スター・ウォーズ』シリーズでルークを演じているマーク・ハミルさんは、2022年6月現在70歳です。
しかし『マンダロリアン』や『ボバフェット』に出てきたルークは、旧三部作(エピソード4~6)の時と同じ姿の若いルークでした!
本記事では、マンダロリアンやボバフェットのルークが若い!CGや合成でどうやって撮影した?と題して詳しくご紹介してます。
- マンダロリアンやボバフェットを見て、「え?ルーク若い!」と思った方
- 「どうやって撮ったの?CG?合成?」と思った方
ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)
『マンダロリアン』、『ボバフェット』はDisney+ (ディズニープラス)で独占配信中!
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ボバフェットが登場する、
- 『エピソード2/クローンの攻撃』
- 『エピソード6/ジェダイの帰還』
- 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』
も見られますよ♪
年間プラン(9,900円)だと2ヶ月分もお得に!!
私のオススメは『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』!
これ見てアナキンとアソーカが大好きになった♡
マンダロリアンやボバフェットのルークが若い!
タイトルくらいしか知らないけど『マンダロリアン』というスターウォーズのTVドラマシリーズにルークが出ていた!🤩 pic.twitter.com/t4yOk8HFp2
— ★珠奈(たまに女装してる?) (@joso_tamana) September 9, 2021
『ボバ・フェット』でルークと共演したことについて、アソーカ役ロザリオ・ドーソン
「冗談でしょ!?私はひどく興奮した。アソーカとして、マーク・ハミルと一緒に仕事ができたなんて!まだ夢じゃないかと思っている。自分のシーンがルークと一緒だと当日まで知らなかったんだ……!」 pic.twitter.com/suNYAbVqcb
— ジェイK@スター・ウォーズ レンメイ (@StarWarsRenmei) March 27, 2022
オビ=ワンでパダワン時代のアナキンが見れて嬉しい^ ^
マンダロリアンのルークもだったけどCGの技術で歳とった俳優が若い頃の自分演じれるの凄い時代になったなと思う— エスニ。 (@9841desyone) June 15, 2022
ストレンジャーシングスを2話ほと見てボバ・フェットを見てるんだけどまさか若いルークが出てくるとは思わなくてびっくりした!!えっ?どうやってるの??CG?
— Screw face (@Screw_face_) June 13, 2022
『マンダロリアン』や『ボバフェット』で若いルークが出てきたことに驚いた方がたくさんいらっしゃいます!!
若いルークは、
- 『マンダロリアン』シーズン2第8話のラストシーン
- 『ボバフェット」シーズン1第6話
に出演しています。
ルークが出演することは想像していなかったですし、もし今後出てくることがあったとしても、似てる役者さんを使うと思っていたので衝撃的でした!!
『マンダロリアン』のルークは、 『ローグ・ワン』ラストのダースベイダーの様に、敵をバッタバッタと倒していて興奮しました!!
『ボバフェット』では登場シーンも多く、「先生」として1年生のルークが見られたのは激熱でしたね!
私はアナキンを「スカピョン」って呼んでた頃のアソーカが大好きだから、ルークにもそんなノリで行ってほしかったけど、さすがに大人になってた(^^;
\本格的なライトセーバーを買うならここ!/
マンダロリアンやボバフェットのルークはCGや合成でどうやって撮影した?
見て、もう、
めっっっちゃルーク(;∀;)手重ねる所作から姿勢までもうめっっっちゃルーク(;∀;)
ルーク…..ルークッッッ….(;;)#マンダロリアン pic.twitter.com/VnJocGJa8Y
— のっぽせんせい (@Teacher_Blau) December 18, 2020
『マンダロリアン』や『ボバフェット』で登場した若いルークは、マーク・ハミルさん本人がそのままの姿で演じたわけではなく、もちろんCGや合成によるものです。
しかし、『マンダロリアン』と『ボバフェット』では撮影方法が異なるんです!!
それぞれどうやって撮影したのか、
- 撮影方法
- ボディダブル
- 声
- 協力した会社
に分けて詳しくご紹介していきます(*^^*)
「ボディダブル」は替え玉・代役のこと。
楽器の演奏シーンやスポーツのシーンで用いられる。
スタントマンもボディダブルの一種。
マンダロリアン
親子だね!
オマージュ#スターウォーズ #マンダロリアン #ルーク #ダースベイダー #ローグ・ワン pic.twitter.com/bvshtPHz7V
— 時代の騎士 (@jedai_no_kisi) December 20, 2020
まず『マンダロリアン』の若いルークは、CGや合成でどうやって撮影したのかをご紹介してきます。
『マンダロリアン』のルークの撮影は、ディズニープラスで配信されている「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」シーズン2の2話で観ることができます♪
実際の撮影の様子や色々なウラ話を知ることができるので、めちゃくちゃ面白いです!
①撮影方法
撮影方法→「ディエイジング」がメイン
「ディエイジング」とは、簡単に説明すると「若返りの技術」のこと。
エアブラシなどでシワを消す技術で、マーベルなどでも使われている。
撮影方法としては、
実際にマーク・ハミルを撮影をする
↓
ボディダブルがモニターを見て動きを把握
↓
ボディダブルが演技をする
↓
CG・合成で処理
といった感じだったようです。
要は、
顔・表情→マーク・ハミル(ディエイジングあり)+CG
体型・動き→ボディダブル
ということになりますね。
メイキングでは、マーク・ハミルさんが実際にルークを演じていて、かなり胸熱でした!
『スターウォーズ』はもちろん、『マンダロリアン』はその中でも大好きな作品の一つなので、実際にマーク・ハミルさんが演じたのだと思うと、さらに貴重なシーンに感じます!
マーク・ハミルさん自身が最後にルークを演じたのは、『最後のジェダイ』だったと思います。
マーク・ハミルさん自身、『最後のジェダイ』のルークの役柄について批判的だったと語っています。
「スカイウォーカー・サーガ」は終わりましたし、「スピンオフとかにも、もう出ないだろうな~」と勝手に思っていました。
そのため『マンダロリアン』のスタッフが撮影協力を依頼したのも、マーク・ハミルさんが了承したのにも驚きでした。
マーク・ハミルさんには『マンダロリアン』の映像を見せていたということなので、あの面白い作品を見せられたら、確かに出たくなっちゃいますよね♪
②ボディダブル
マックス・ロイド=ジョーンズ
こう見るとけっこうそのまんまだったな! pic.twitter.com/eWnvncutCW— 私はkimmie, 通商ルート割り当ておよび収益化連合の副提督付き行政次官補です (@LilKimmie) December 20, 2020
ボディダブル→マックス・ロイド=ジョーンズ
『マンダロリアン』ではマーク・ハミルさんに対してディエイジング技術が施されましたが、さすがに動きの俊敏さや体型は難しかったようです。
そこでボディダブルとして、当時のルークと体格が似ているマックス・ロイド=ジョーンズさんが採用されました。
マックス・ロイド=ジョーンズさんはイギリス・ロンドン出身の俳優さんで、1991年生まれ、『マンダロリアン』シーズン配信当時は29歳。
『マンダロリアン』にルークが登場すること自体秘密にされていたため、オーディションなどは行わず、スタッフの方の紹介でキャスティングされました。
マックス・ロイド=ジョーンズさん自身もルークを演じることは知らなかったということなので、驚きです!
現場に入って「君はルークだよ」なんて言われたら、めちゃくちゃびっくりしますよね(笑)
体型だけではなく、お顔も若い時のルークに近いですが、より優しそうな雰囲気があります♪
③声
声→合成
『マンダロリアン』の若い時のルークの声は、「リスピーチャー」というアプリを使い、合成で作られました。
「ニューラル・ネットワーク」と呼ばれるものを使用
↓
若い時のルークの声を、映画やラジオ、アフレコから収集して学習させる
↓
パソコンが処理
↓
セリフを言わせる
という流れだったそうです。
要は声も似ている人ではなく、マーク・ハミルさん本人の声をもとに作られたということですね!
マーク・ハミルさんは『マンダロリアン』の撮影に協力的でしたが、年を重ねると声も変わってしまうので、ご自身で声も演じるのは難しいと判断されたのだと思います。
ほとんど違和感なかったですし、口の動きとも合っていて、さすがの技術だと思いました!
④協力した会社
協力した会社→「ローラ(Lola Visual Effects)」
『マンダロリアン』で若いルークを再現するためにルーカスフィルムは、「ローラ」というVFXの会社にスーパーバイザー(監督者・管理者)を依頼しました。
「VFX」とは、実際の映像をもとに加工する技術のこと。
※「CG」は実際の映像を使わず、1から作り上げていくもの。
「ローラ」はロサンゼルスやNY、ロンドンなどにあり、
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- アベンジャーズ:エンドゲーム
- 美女と野獣(実写)
などにも協力している、実績のある会社です。
あの超大作『エンドゲーム』に協力したVFXの会社だからこそ、あそこまで若いルークを再現できたんですね!
ボバフェット
ボバフェット6話見ました!なんかルークってマスターになっても可愛い部分がちょっと残ってるよね!
あとさ、マンダロリアンとジェダイのいいとこ取りさせちゃダメなん?寂しすぎるやん pic.twitter.com/5eJiznVIaF— にゃんぺー (@nyanpei07) February 2, 2022
続いて『ボバフェット』の若いルークは、CGや合成でどうやって撮影したのかをご紹介してきます。
『ボバフェット』のルークの撮影は、ディズニープラスで配信されている「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:ボバフェット」で観ることができます♪
こちらは色々なメイキングがギュギュっと1時間に凝縮されていて、見ごたえがあります!
『ボバフェット』も台本には、ルークの部分がプロ・クーンって書かれてたらしい(笑)
どんだけプロ・クーン好きなの(笑)
①撮影方法
撮影方法→ディープフェイク
「ディープフェイク」とは、簡単に説明すると「映像の人物の顔を違う人と入れ替える技術」のこと。
映像素材をAIに学習させ、演じた役者の表情をAIが読み取り、それに合った表情を学習した映像素材の中から選び出す。
撮影方法としては、
実際にマーク・ハミルを撮影
↓
マーク・ハミルがボディダブルに演技指導をする
↓
赤外線マークを付けたボディダブルを撮影
↓
あらゆる時間帯、背景、角度からボディダブルを撮影
↓
どこで破綻するかテスト
↓
映像素材をディープフェイクを行ってくれる会社に渡す
という感じだったようです。
要は、
顔→CG(ディープフェイク)
表情→マーク・ハミル
体型・動き→ボディダブル
ということになりますね。
『ボバフェット』でもマーク・ハミルさんがガッツリ撮影に協力していました!
ヨーダに教わったルークが、グローグーを教えるなんて「これぞ、何かいろいろ師弟関係が繋がってるスターウォーズだ!」って感じがします♪
あの可愛いグローグーを抱っこしているマーク・ハミルさんが、嬉しそうで可愛かったです♡
②ボディダブル
Book of boba fettでルークのダブルやった人、Graham hamiltonさんっていうのね…
ドット無しでもそのままルーク出来そうなくらい顔の作り似てるな… pic.twitter.com/CluB6wk9aa— 黒箱 (@tuna_melt0) May 4, 2022
ボディダブル→グラハム・ハミルトン
『ボバフェット』でも若いルークの表情はマーク・ハミルさんが担当していたようですが、体型や動きはグラハム・ハミルトンさんが担当されました。
体型が変わっちゃったりしたのかな?
グラハム・ハミルトンさんはイギリス・ウェストヨークシャー出身の俳優さんで、1994年生まれ、『ボバフェット』配信当時は27歳でした。
グラハム・ハミルトンさんも体型だけでなく、お顔も若い頃のルークと割と近いですよね♪
『マンダロリアン』のボディダブルであるマックス・ロイド=ジョーンズさんはより優しそうな感じだったのに対し、グラハム・ハミルトンさんはよりクールな感じの印象です。
またスタントダブルはスコット・ラングさんが担当したことが分かっています。
「スタントダブル」とは、ボディダブルとスタントマンを掛け合わせたもの。
ボディダブルが難しいような高度なアクションを担当する。
スコット・ラングさんは、
- マンダロリアン
- ボバフェットの他の回
などでもスタントを担当している、実績のある方です♪
確かに「アナキンに劣らない強いジェダイになったんだろうな~」と思わせられるような動きでしたね!
③声
声→合成
『ボバフェット』の若い時のルークの声も合成であり、『マンダロリアン』の時と同じ手法が使われています。
『マンダロリアン』の時よりセリフの数も多いですし、長めのセリフもありましたが、個人的には『マンダロリアン』の時よりも、さらに自然になっていると感じました!
④協力した会社
協力した会社→「ILM社(インダストリアル・ライト&マジック)」
『ボバフェット』で若いルークの再現に「ディープフェイク」の技術を使うべく、ルーカスフィルムは「ILM」という特殊効果・VFXの会社に協力を依頼しました。
「ILM社」はサンフランシスコやロンドン、バンクーバーなどにあり、
- スター・ウォーズシリーズ(全9作&ローグ・ワン、ハン・ソロ)
- スパイダーマン(ホームカミング、ファー・フロム・ホーム)
- アラジン(実写)
などにも協力している実績のある会社で、かなり歴史もあります!
個人的には、大好きな実写『ピーターパン』(2003)に協力していたと知って感動した!!
あの美しい夢のような映像を作ってくれてありがとう!!
そんな歴史ある「ILM社」に新たに超優秀な人物が加入したことにより、さらにクオリティの高いルークになりました!
その人物とは、YouTuberの「Shamook」ことサム・ヘッドさんです!
Shamookさんはディープフェイクを使って、有名作品の人物を入れ替えた映像を作っているYouTuberです。
Shamookさんは2020年12月に、『マンダロリアン』のルークをディープフェイクで加工してた動画を投稿しました。
この動画は2022年6月現在300万回以上再生されていて、「ルーカスフィルムが作った『マンダロリアン』のルークよりリアル!」と絶賛されました!
しかも、たった4日で作ったらしい!!
ヤバすぎ!!
Shamookさんは「ILM社」に採用されることとなり、『ボバフェット』の若いルークに対して技術的な助言をしたということです。
『ボバフェット』の方が出演時間も長く、動きが多いにもかかわらず、『マンダロリアン』のルークよりもリアルに近づいていましたね!
ネットで話題になった人物を採用する姿勢も素晴らしいです(*^^*)
\本格的なライトセーバーを買うならここ!/
まとめ
ボバフェットかっこいいよね
僕の推しはルーク pic.twitter.com/wS6nmZ6GAq— ホーム・ワン (@KSWHOME1) March 4, 2022
本記事では、マンダロリアンやボバフェットのルークが若い!CGや合成でどうやって撮影した?と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
若いルークはCGが利用されましたが、『マンダロリアン』では「ディエイジング」がメイン、『ボバフェット』では「ディープフェイク」という撮影方法が採用されました。
声はどちらも、合成でしたね。
個人的には、マーク・ハミルさんが撮影にめちゃくちゃ協力的だったのが印象的でした♪
撮影方法もどんどん進化していて、よりリアルに近づいているので、この調子だったらスピンオフ作品もどんどん作れますね!
それでは、マンダロリアンやボバフェットのルークが若い!CGや合成でどうやって撮影した?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。