今回は、ゴールデンカムイ梅子の再婚相手は鶴見中尉?杉元との関係は?目の病気は治った?と題してお届けします。
2024年1月19日に公開された実写映画『ゴールデンカムイ』、通称「金カム」。
2024年10月6日(日)22:00〜はWOWOWにて映画の続編となるドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』が配信されます!
主人公・杉元(山﨑賢人)は、幼なじみでもある戦死した親友の妻・梅ちゃんこと梅子(高畑充希)の目の病気を治すために金塊を探します!
梅子は途中全然出てこないので、実写を見ている方などは「そういえば、梅ちゃんは最後どうなったの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか(><)
原作では杉元とは結ばれず、他の男性と再婚したようですが、再婚相手は誰なのでしょうか?
本記事では、ゴールデンカムイ梅子の再婚相手は鶴見中尉?杉元との関係は?目の病気は治った?と題して詳しくご紹介していきます。
- 誰と再婚したのかの考察の参考にしたい方
- 「杉元とは両想いっぽいけど、何で結婚しなかったの?何で再婚してないの?」と思った方
- 「結局目の病気は治った?」と気になっている方
ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)
ドラマ『ゴールデンカムイ』はWOWOWで配信予定!
月額2,530円(税込)で、あのクオリティの高い映画の続きが見られます!
実写化キャストが出演している、
- 『早朝始発の殺風景』(山田杏奈さん主演)
- 『キン肉マン THE LOST LEGEND』(眞栄田郷敦さん主演)
- ドラマ『いりびと-異邦人-』(高畑充希さん主演)
などもありますよ♪
※本ページの情報は2024年3月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
私のオススメは『いりびと-異邦人-』!
高畑充希さんの狂気を感じるような演技がスゴすぎて、ゾクゾクする(><)!!
ゴールデンカムイ梅子の再婚相手は鶴見中尉?
『#ゴールデンカムイ』登場人物
▌▌ ̄ ̄ ̄ ̄
梅子:#高畑充希
____ ▌▌杉元の幼なじみ。
2024年1月19日(金)公開 pic.twitter.com/asJ8JyfS7v
— 映画『ゴールデンカムイ』公式アカウント (@kamuy_movie) December 10, 2023
結論→梅子の再婚相手は生花店の経営者でお金持ちであり、鶴見中尉ではない
『ゴールデンカムイ』の梅子(高畑充希)は、杉元(山﨑賢人)の親友・寅次(泉澤祐希)と結婚し、息子を授かりました。
寅次は日露戦争で戦死してしまい、梅子はシングルマザーの未亡人となったわけですが、原作4巻で再婚の話が出ており、最後(最終回)は、
花屋さんの社員?が梅子に「旦那様を呼んできましょうか?」と言っていた
妊娠していた
ため、誰かと再婚したことが分かります。
最終巻が出る前の時点では「もしや梅子の再婚相手は鶴見中尉では?」という考察も多かったようですが、最終巻を迎えて違うことが明らかになりました。
本章では梅子の再婚相手について、
- 「鶴見中尉では?」と言われていた理由と、そうではない根拠
- どんな人と再婚したのか?
を解説していきます!
鶴見中尉ではない!
『ゴールデンカムイ』の原作4巻で、梅子のお母さんが梅子に再婚の話を持ちかけていました。
お母さんによると再婚相手は、
- 年齢は40歳を過ぎている
- 裕福で素敵な男性
- 妻子を亡くして跡継ぎがほしい
とのこと。
鶴見中尉は、
(公式によるとキロランケと鶴見中尉は同い年くらいとのこと。キロランケは1881年3月13日アレクサンドル2世暗殺時15歳で、金カムの始まりが1907年)
41歳くらい鰊御殿でピアノを弾いている時に「私の家も多少裕福だった時期がありまして」と言っていた
妻子を亡くしている
と、梅子の再婚相手の条件と全て当っています!
鶴見中尉は自分の目的のためなら狂言誘拐までしちゃう人なので、杉元の気持ちを利用するために梅子と再婚して人質的な感じにてもおかしくないと思います(^_^;)
しかし最終巻を迎え、梅子の再婚相手は鶴見中尉ではないことが明らかになりました!
花屋さんの社員?が梅子に「旦那様を呼んできましょうか?」と言っていた
→鶴見中尉は函館湾に落ちた後、アメリカに渡ってマッカーサーを操っていたようだから、東京にはいないはず
梅子は妊娠していた
→鶴見中尉はずっと北海道にいたから、妊娠させられないはず
という理由から、梅子の再婚相手は鶴見中尉ではなかったのです。
鶴見中尉は中央政府からは「反乱分子」とみなされているため、日本にいることは危険であり、梅子がいる東京になんていたらすぐに捕まってしまうでしょう。
お腹が大きくなるのは妊娠5ヶ月ぐらい〜で、梅子のお腹は既に大きかったですよね。
杉元が梅子に会いに行ったのは函館湾に落ちた時から6ヶ月後なので、梅子が妊娠したのはちょうど五稜郭での戦いの時か、その直前くらいでしょう。
鶴見中尉は北海道にいましたので梅子を妊娠させることはできませんし、何より6ヶ月後の時点で東京にいるとは思えないので、梅子の再婚相手は鶴見中尉ではないと言えます。
鶴見中尉は妻子を本気で愛していたと考察していますので、いくら杉元を操るためとはいえ梅子と再婚することは考えられなかったのではないでしょうか?
また梅子は戦後、杉元と会った時に杉元の匂いや気配から、「あなた、どなた?」と言い、恐れたような表情をしていました。
原作で杉元はアシㇼパさんに「戦場では自分を殺して別の人間にならないと戦えない。日本に帰ってきても元に戻れない奴は、心がずっと戦場にいる」と言っていましたよね。
梅子は杉元の匂いから、杉元が「別の人間」になってしまったことを感じ取り、「こんな人知らない、怖い」と思ってしまったのでしょう。。。
「日本に帰ってきても元に戻れない奴」の描写では鶴見中尉がセンターにドーンといましたので、鶴見中尉も「日本に帰ってきても元に戻れない奴」の1人であることは確かです。
梅子は目が悪い分、匂いには敏感なので、そんな「心がずっと戦場にいる」鶴見中尉と再婚しようとは思わないのではないでしょうか?
再婚相手はどんな人?
前述の通り、『ゴールデンカムイ』の梅子の再婚相手は、
- 年齢は40歳を過ぎている
- 裕福で素敵な男性
- 妻子を亡くして跡継ぎがほしい
という情報しかありませんでしたが・・・
原作者の野田サトル先生はインタビューで、
梅子の再婚相手は、当時の日本では珍しい、温室を所有するほどの生花店の経営者
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/subcul/20220519-OYT8T50072/3/
と答えています!
梅子の再婚相手は結構なお金持ちであることが分かりますね!
その他、
目がほとんど見えないバツイチの梅子を嫁にしてくれた
跡継ぎのため?とはいえ、梅子の目の病気は治してもらった模様
梅子自らお花屋さんとして働いている
梅子の息子・寅太郎も粗末な服は着ていない
梅子は「心がずっと戦場にいる」人の雰囲気を感じ取り、警戒する
といったことから、梅子だけでなく義理の息子にも優しく穏やかであり、女性の自立も大事にしてくれる人なのではないかと考察します!
寅次は「目の悪いコブ付きの女なんて誰ももらってくれない」と心配していましたが、梅子はちゃんと愛されて幸せになれたようです(><)
梅子の目の病気を治すには200円(現代では200万円)かかるということで、それを出せたということは、いご草ちゃんのように東京の財閥に嫁いだのかもしれませんね♡
戦争には行っていないか、戦争に行っていたとしても谷垣のように元の自分に戻れた穏やかな人なのでしょう。
義理の息子にも優しく、女性の仕事も大事にしてくれるなんて、理想の旦那さんだと思います!
寅次も杉元も梅子のことを心配していましたが、菊田さんが「梅ちゃんナメんな」と言っていた通り、梅子はちゃんと幸せをつかんでいてカッコいいです(><)
梅子の再婚相手については、「杉元が半殺しにした上官では?」という考察もありました。
ファンブックの感想を読んでいて意外だったんだけど、第35話に出てきた梅ちゃんの再婚話の相手を鶴見中尉と予想している方も多いんだね。私は杉元が半殺しにした将校が名乗りを上げてると予想してるんだけどな~。#ゴールデンカムイ
— うたこ (@utako6) November 22, 2020
その可能性もありますが、
杉元に半殺しにまでされたら、簡単には動けなさそう
動けても、子どもを作れるまで回復できるのか?
割と温厚な杉元が「気に入らない」と思うくらいだから、梅子も気に入らなそう
といったことから、私は杉元が半殺しにした上官が梅子と再婚した可能性は低いと考察します。
その後は?
梅子はお金持ちの年上の男性と結婚した上、杉元から金塊の一部ももらっていましたが、その後はどうなるのでしょうか?
原作者の野田サトル先生は、
寅次の息子は今後、梅子に次男が生まれたら、ちょっとグレて「継父の世話にはならぬ」と花屋を継がず、独り立ちすると思うので、金塊はその時に役に立つでしょうね。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/subcul/20220519-OYT8T50072/3/
と話していますので、金塊は寅次との息子・寅太郎に渡し、梅子、再婚相手、再婚相手との息子の3人で暮らしていくことになるのでしょう。
しかし私は、そのままずっと幸せに暮らしたわけではないし、早くに亡くなってしまったかも。。。と考察します。
確かに杉元と再会した時点ではお金持ちの奥さま&金塊の一部ゲットでかなりの大金持ちなのですが・・・
1923年に関東大震災が起こるため、亡くなった可能性も・・・
約15年後の約30年後の1941年には第二次世界大戦が起こるため、息子が徴兵される可能性もある
と、困難が降りかかりそうです。。。
関東大震災での東京の被害は6万6千人を超えているということなので、梅子の家族も被害に遭ったとしてもおかしくありません。
もし助かったとしたら再婚相手の財産&杉元からもらった金塊(寅太郎にあげた分が余っていれば)で何とかなりそうですが、1941年には第二次世界大戦が始まります。
梅子が最終巻時点で授かっていた子どもは、年齢的に徴兵されてしまう可能性が高そうですよね。。。
梅子もずっと幸せに暮らせるわけではなさそうですが、持ち前の強さで生き抜いていってほしいです(><)
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ゴールデンカムイ梅子の杉元との関係は?
▂▅▇ ▇▅▂
本日、12月14日は#高畑充希 さんのお誕生日です
おめでとうございますッ‼︎‼︎杉元の幼なじみの梅子 役を演じます✨
『ゴールデンカムイ』
2024年1月19日公開お楽しみに!!#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/O6Y7edhzS5
— 映画『ゴールデンカムイ』公式アカウント (@kamuy_movie) December 14, 2023
杉元と梅子の関係→幼なじみであり、両想いで駆け落ち寸前だったが、梅子は寅次として結婚して想いを断ち切り、杉元も未練はなくなった
『ゴールデンカムイ』で、
- 杉元(山﨑賢人)
- 梅子(高畑充希)
- 寅次(泉澤祐希)
は故郷が同じ(神奈川県)で幼なじみであり、以下のような構図の三角関係でした。
杉元は子どもの頃から強く、柔道や剣道でも寅次はいつも負けていたそうです(^_^;)
杉元と梅子は両想いでしたが、梅子が結婚した相手は寅次。
寅次は日露戦争で杉元を庇って戦死し、その際に「目の悪いコブ付きの女なんて誰ももらってくれない。杉元、梅子を頼んだ」と、妻・梅子を杉元に託したのです。
言葉だけ聞けば「梅子を嫁にもらってくれ」とも取れますが、杉元は梅子と再婚はせず、梅子の目の病気を治すために金塊を探したのです。
本章では、
- 杉元と梅子が結婚しなかった理由
- 寅次戦死後に再婚しなかった理由
- 梅子の気持ち
- 杉元の気持ち
を紹介&考察していきたいと思います!
結婚しなかった理由
結婚しなかった理由→杉元の家族が結核で亡くなり、杉元は村を去ったから
『ゴールデンカムイ』で両想いだった杉元・梅子ですが、杉元が青年になった頃、杉元の家族が3人結核で亡くなります。。。
映画版では結核じゃなくて「肺病」って言ってたけど、どっちも同じ病気だよ
杉元は結核にはかかっていませんでしたが、「自分も感染ってるかもしれないしれない」と思い、自宅を焼いて村を去ったのです。
梅子は村を去る杉元に「連れて行って」と言いますが、杉元は「梅ちゃんを殺したくない」と言って離れます。。。
心の中では「2年結核を発症しなかったら村に戻って梅子と結婚しよう」と思いながら・・・
映画版では2年じゃなくて1年になってた
梅子→自分も結核になってもいいと思うほど杉元が好きだった
杉元→好きな女性を結核で死なせたくないと思って別れるほど、梅子が好きだった
と、お互いに相手のことを深く愛していたことが分かります。。。
「好きな人を死なせたくない」という気持ちは分かりますが、梅子の「連れて行って」には「結核になっても構わない」という気持ちが込められていると思います。
それほどまでに強い覚悟で杉元を愛していたなんて泣けますよね(><)
梅子は杉元を強く愛していましたが、その約2年後、両親の勧めに従って寅次と結婚したのです。
現代だったら杉元を待つという選択肢もあるかもしれませんが、時は明治。
明治の女性の初婚年齢は15〜20歳くらいであり、「家庭に入って夫を助け、子どもを育てる」のが当たり前とされる時代ですよね。
梅子は杉元を待ちたかったかもしれませんが、梅子の両親にはそんな選択肢はなく、両親の勧めに従うしかなかったのだと思われます。
梅子にとっては寅次も幼なじみの1人ですから、嫌いなわけではなかったはず。
寅次は「杉元以上に梅子を大事にする!!」と杉元に言っていたほどなので、梅子はそんな寅次の覚悟を信じたのだと思います。
両親の勧めに従いつつ、梅子は決して妥協で寅次を選んだわけではなく、ちゃんと杉元への想いに整理をつけてから寅次と結婚したのだと考察します!
杉元が去った後すぐに結婚しなかったのは、気持ちに整理をつけるためだと思う
「妥協で選んだわけじゃない」っていうのは、「梅子の気持ち」の章で詳しく考察してるよ
再婚しなかった理由
再婚しなかった理由→杉元は再婚を考えてたかもだけど、戦争で変わってしまったと痛感し、一緒にいられないと思った?
前述の通り、『ゴールデンカムイ』の梅子の前夫・寅次は戦死する直前、「目の悪いコブ付きの女なんて誰ももらってくれない。杉元、梅子を頼んだ」と、杉元に託します。
言葉だけ聞けば「梅子を嫁にもらってくれ」とも取れますし、実際、杉元は戦後、一度故郷に帰り、梅子に会っていました。
寅次の遺骨を渡すという名目でしたが、「杉元、梅子を頼んだ」と寅次に託されている以上、再婚も頭の片隅にはあったのではないかと考察します。
家の人は杉元だと気づきますが、目の病気でほどんど見えなくなっていた梅子は杉元の顔を認識できません。
梅子は匂いや気配から、「あなた・・・どなた?」と言ったのです。。。
杉元はその後、アシㇼパさんに「戦場では自分を殺して別の人間にならないと戦えない。日本に帰ってきても元に戻れない奴は、心がずっと戦場にいる」と言っていました。
梅子に気づいてもらえなかったことで杉元は「自分は戦争で変わってしまった」と痛感したのでしょう。。。
杉元は「再婚して梅子を守ることはできない。近くにいることもできない」と悟り、自分ができること=目の病気を治す資金を集めることをすることにしたのだと考察します。
故郷でも仕事はできるのに、わざわざ北海道で砂金を集めていたということは、「自分を怖がってしまった梅子の近くにいてはいけない」と思ったのではないでしょうか。。。
好きな人の側にいたかったでしょうに、またも杉元は好きな人のために自分から離れることを選んだのですね。。。
梅子の気持ち
梅子の気持ち→杉元のことは好きだったが、結婚後は「過去の思い出」であり、寅次を大切に想っていたのでは?
『ゴールデンカムイ』の梅子は、結核かもしれない杉元に「連れて行って」と言っていたほどなので、杉元を好きだったことは確かです。
しかし現実的な生活を考えた結果、杉元への気持ちには整理をつけることにし、寅次と結婚することを選んだのでしょう。
「好きだったのに冷たくない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
原作で「一生同じ相手と暮らすエゾフクロウも、片方が亡くなったら別の相手を見つける」とアシㇼパさんが言っていた
上書き保存」と言われる=杉元への想いは寅次で上書きされた?
よく恋愛について「男は名前を付けて保存、女は「女性の方が現実的で、思い出よりも現在を大切にする」とも言われている
といったことから、梅子が杉元への気持ちの整理をつけて寅次と結婚したのは、別に不自然ではないんですよね。
寅次と結婚した梅子は、寅次を一途に愛していました!
寅次が「杉元がお前を連れて行ったらどうする?」と聞いた時、過去に杉元に「連れて行って」とまで言っていた梅子は、
「そのときは佐一(杉元のこと)さんをぶっ飛ばしてください
それでもまた寅次さんが負けたら・・・
そのときは私ひとりでこの家に戻ってトラちゃんが泣き止んで帰ってくるまでにごはんを作って待ってます」
引用:『ゴールデンカムイ』4巻
と言ったのです(><)!!!!
結婚したからには寅次を一途に愛するという覚悟
「佐一ちゃん」と呼んでいたのに、他の男性の前だから「佐一さん」と呼ぶ
「ご飯を作って待ってる」という愛
もう全てがカッコよくて、梅子が大好きになりました!!!
このように梅子は、杉元への気持ちには整理をつけ、寅次を一途に愛していたことが分かります。
梅子が目の病気を患って視力が落ち始めたのは結婚後のことのようなので、「病気の自分も愛してくれる」という意味でも、寅次は大切な存在だったのでしょう。
では寅次が戦死した後は・・・
梅子の中ではもう杉元への気持ちは「過去のもの」であり、寅次との子・寅太郎を1番に愛していたのではないかと思います。
再婚相手のことを「愛していた」かどうかは分かりませんが、妻として一途に支えていたのでしょう。
私も同じ女性として、元カレや昔好きだった人は「あーあの時めっちゃ好きだったな〜」という認識はありますが、現在結婚していると、特にそれ以上の気持ちは芽生えません。
梅子も同じように、杉元のことは「昔めっちゃ好きだった人」くらいの感覚で、今の現実を大事にしているのだと思います。
このように梅子の気持ちは、
杉元
↓
寅次
↓
息子・寅太郎
↓
寅太郎&再婚相手
と移っていったのではないでしょうか?
過去に想っていた人に気持ちが揺らぐことはなく、いま大切な人、大切にすべき人を一途に愛していたのだと考察します。
杉元と再会した時も嬉しい驚きではあっただろうけど、別に気持ちは揺らがなかったと思う
何年も前の元カレになんて、気持ち揺らいだりしないもんね
杉元の気持ち
杉元の気持ち→梅子が大好きで途中まで未練タラタラだったが、アシㇼパさんとの出会いや旅で気持ちが変化した
『ゴールデンカムイ』の杉元は、梅子のために離れたくらいなので、梅子が好きだったことは確かです。
その後も、
2年後に梅子のもとに帰ってきた
心の中で思っていた通り、東京に行って菊田さんと会った時も、まだ未練タラタラ
寅次戦死後も、会いに行く
何の報酬も得られないのに、梅子の目の病気を治すために金塊を探す旅に出る
「惚れた女のためだ」と全くめげない
尾形に「金塊を探すのは危険だ」と言われても、と、かなりの間未練タラタラだったことが分かります(^_^;)
男性の恋は「名前を付けて保存」と言われていますし、統計的に男性は女性よりも恋愛経験が少なく、一回一回の出会いを大切にする傾向があるそうです。
杉元も梅子以外と恋愛している描写はないため、余計に引きずっているのでしょう。
しかし、
「寅次の嫁さん」と認識
23巻で「あんなに気立ての良い嫁さん(梅子のこと)を残して死んじゃ駄目だよ」と言っていた=「俺の梅ちゃん」ではなく「約束を守るために故郷へ帰る。アシㇼパさんが事件に納得するまでは相棒のままでいる」
25巻で「故郷で好きだった人と暮らすのか?」と聞かれた際、と言っており、段々「寅次との約束≧梅子への想い」「アシㇼパの相棒でいること>梅子」になっていることが分かります!
寅次のことは親友として大事であり、梅子のことは段々「俺が好きな梅ちゃん」ではなく、「寅次の大切な嫁さん」として大切になっていったのではないかと考察します。
何より「アシㇼパさんを守りたい、アシㇼパさんの気持ちを大切にしたい」という、アシㇼパさんへの思いの方が強くなっていたのではないでしょうか?
その言葉通り、杉元は自分の分け前を手に入れた後も戦いをやめず、アシㇼパさんの相棒として戦い続けます。
最終巻で梅子に金塊の一部を渡し、サッサとアシㇼパさんのもとに帰ってきたところを見て、「あぁ、もう未練はないんだな」と思いました(*^^*)
「故郷に戻って〜」と言っていた杉元は最後、アシㇼパさんに「故郷(北海道)へ帰ろう」と言いました。
杉元の故郷はアシㇼパさんのいる北海道になったことが分かりますよね(*^^*)
杉元は梅子より長〜く長〜く気持ちを引きずっていましたが、
梅子を愛してる!
↓
寅次の嫁になったけど、寅次が「梅ちゃんの中にはまだ佐一がいる」って言ってたし・・・
↓
菊田さんに「梅ちゃん舐めんな!」って言われたけど、まだ未練タラタラ
↓
「惚れた女のため」に金塊を!
↓
寅次との約束を守る
↓
寅次との約束を守る&アシㇼパさんの相棒でいる
↓
寅次との約束を果たしたから、アシㇼパさんと一緒に故郷に帰る
と、気持ちが変化していったのだと思います。
杉元も梅子も、お互いへの気持ちは「大切な過去のもの」となり、今は別の人と人生を歩んでいるということですね(*^^*)
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ゴールデンカムイ梅子の目の病気は治った?
梅子めっちゃ良い女。
ゴールデンカムイ pic.twitter.com/mzqXzO1WIx— レイナ (@reina_rira) August 15, 2016
結論→梅子の目の病気は治った!
『ゴールデンカムイ』最終巻で、杉元が梅子に金塊の一部を渡しに行った時のこと。
戦後に会いに行った際には「あなた、どなた?」と言われてしまっていましたが、ラストでは「佐一ちゃん?」と気づいてもらえていました!
杉元も「手術で見えるようになったんだね」と言っていましたね。
「杉元が本来の自分に戻ったから、その匂いで分かったのでは?実際は治ってないのでは?」という声もあるようですが、
「どうしたの?青い顔して」と言っている=相手の顔色が分かる
お手伝いさん?花屋さんの社員?に相手の行動も分かる
息子が杉元の足を叩いている時に「やめなさい!」と言っている=透明の鼻水まで見える
杉元と会った時の息子は鼻水を出しているが、杉元が去った後、綺麗になっている=多分、梅子が拭いてあげたと思われるため、といったことから、ほぼ完璧(少なくとも近くのものはハッキリ見える程度)に視力が回復したのではないかと考察します!
原作者の野田サトル先生もインタビューにて、
もし梅子がまだ再婚せず目も治っていなかったとしたら、あと数話必要になってしまったかと思います。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/culture/subcul/20220519-OYT8T50072/3/
と話していますので、「“もし”目も治っていなかったとしたら=梅子の目は治った」ということでしょう。
再婚相手は「裕福」ということだったので、再婚相手が目の手術代200円(現代では200万円)を出してくれたのだと思います(*^^*)
良い人と再婚できて本当によかったです(><)
匂いを嗅ぐ描写があった理由
匂いを嗅ぐ描写があった理由→杉元が「元の自分に戻れた」ことを表現している?
『ゴールデンカムイ』2巻で杉元が戦後、梅子に会いに行ったシーンでは、ほどんど見えない梅子は杉元の顔を認識できず、匂いや気配から「あなた、どなた?」と言いました。
これは「杉元は戦場で戦うために別の人間になったが、日本に戻ってきても元に戻れず、心がずっと戦場にいる」ことを表しています。
アシㇼパさんは「(杉元が好物の)干し柿を食べたら、戦争に行く前の杉元に戻れるのかな」と言っていました。
梅子と会った後に干し柿を食べた杉元は「戻ってないけど、今の自分が割と好きだから変わらなくていい。全部背負って生きていきたい」と言っていましたね。
杉元自身は「元の自分に戻れていない」と言っていますが、私は本来の杉元に戻ったと考察しています!
【戦後、梅子に会いに行った時】
杉元の近くに行き、匂いを嗅ぐ
↓
血?ホラー?っぽい感じの暗いトーンが貼られている
↓
眉をひそめてゾッとし、「あなた・・・どなた?」
【最終巻で、金塊の一部を渡しに行った時】
杉元の近くに行き、話しかけながら匂いを嗅ぐ
↓
和紙みたいな品のあるトーンで、色もそんなに暗くない
↓
目を見開いて「佐一ちゃん?」
と、トーンも表情もセリフも全部違いますし、ちゃんと匂いを嗅いだうえで杉元だと認識しています!
杉元自身は「元に戻れてない」と思っているのかもしれませんが、梅子の匂いを嗅ぐ描写で杉元が本来の自分に戻れたことを表現しているのではないでしょうか!
「梅子は最後まで戸惑った表情だから、目が見えているけど『この人は本当に私が知っている佐一ちゃん?』と思っているのでは?」という考察もありました。
しかし梅子は「自分が知っている佐一ちゃんじゃない」と思って戸惑っていたわけではなく、
急に傷だらけの顔で現れたこと
大金を渡してきたこと
に驚き、戸惑っていたのだと思います。
何年か前に会いに来た?けどすぐに帰ってしまった幼なじみ(昔好きだった人)が傷だらけの顔で会いに来たら、そりゃビックリしますよね(^_^;)
梅子は、
寅次が杉元に、梅子の目の病気について話したこと
手術をするために大金が必要だと話し、託したこと
も知らないはず。
- 何で目の病気のこと知ってるの?
- こんな大金どうしたの?
- 何で私に渡してくれるの?
と、梅子の頭の中は疑問だらけだと思うので、ずっと戸惑った表情をしているのは当然です(^_^;)
ちゃんと匂いを嗅いだうえで「佐一ちゃん?」と言ってくれていましたし、戸惑った表情をしているのは、杉元が元に戻れていないからではないと考察します(*^^*)
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まとめ
※cosplay/ゴールデンカムイ
※捏造表現それは、ただの
—————————–
梅子:友成(@haohtomo)
杉元佐一:h
photo/だて(@date0831) pic.twitter.com/Z6KsPWmfZ6— えいち (@eichibk) April 12, 2020
本記事では、ゴールデンカムイ梅子の再婚相手は鶴見中尉?杉元との関係は?目の病気は治った?と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
『ゴールデンカムイ』で梅子が再婚した相手は「当時の日本では珍しい、温室を所有するほどの生花店の経営者」ということで、鶴見中尉ではありません。
杉元とはかつて両想いでしたが、今はお互い違う居場所を見つけましたね(*^^*)
目の病気については結構完璧に治っていると考察しています!
高畑充希さんの目が見えない演技は流石で、説得力がありました!!!!
それでは、ゴールデンカムイ梅子の再婚相手は鶴見中尉?杉元との関係は?目の病気は治った?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。