今回は、プロスペクターはかわいそう?最後のその後は?ウッディの父親?【トイストーリー】と題してお届けします。
- 7月26日(金)21:00〜『トイ・ストーリー』
- 8月2日(金)21:00〜『トイ・ストーリー2』
が金曜ロードショーにて放送される映画『トイ・ストーリー』シリーズ。
『トイストーリー2』のヴィランズである金鉱掘りのおもちゃ「プロスペクター」は、持ち主がいるウッディを無理やり博物館に連れて行こうとする悪い奴であるものの・・・
どの作品でもそうですが、ヴィランズには「実は意外とかわいそう」という言葉がつきものですよね。
プロスペクターにも「かわいそう」と言われる要素はあるのでしょうか?
本記事では、プロスペクターはかわいそう?最後のその後は?ウッディの父親?【トイストーリー】と題して詳しくご紹介していきます。
- プロスペクターが「かわいそう」と言われる理由
- 最後
- その後の予想
- プロスペクターはウッディに「放蕩息子(役立たずの息子)が帰ってきた」と言っていたが、ウッディの父親という設定なのか
ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)
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- 『トイ・ストーリー』
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プロスペクターはかわいそう?【トイストーリー】
プロスペクターww pic.twitter.com/iqMvJpdne3
— 百地🪐 (@gimictrain) June 25, 2023
金鉱掘りのおもちゃ・プロスペクター(別名:スティンキー・ピート)は、「日本のおもちゃ博物館に行き、永久保存される」ことを望んでいます。
おもちゃ博物館に行くには、一緒に出演していた人形劇『ウッディのラウンドアップ』の主役で、レアグッズとしての価値があるウッディの存在が必要不可欠なのですが・・・
ウッディは最初「おもちゃ博物館に行く」と言っていたものの、ウッディはアンディとの日々を思い出し、日本のおもちゃ博物館ではなく、アンディの家に帰ることを決意します。
しかしプロスペクターは反対し、ウッディを無理やり日本のおもちゃ博物館に連れて行こうのするのです。
プロスペクターはウッディをおもちゃ博物館に連れて行くため、
最初は気のいいおじさん風からのギャップ
ウッディや、助けに来たバズを殴る
ウッディの腕を傷つけ「バラバラで行くか、綺麗なまま行くか」と脅す
など、結構なヴィランズっぷりを発揮しているのですが、「かわいそう」という声もあります。
本章では、プロスペクターが「かわいそう」と言われる理由をご紹介していきます!
①遊んでもらえる楽しさを知らない
プロスペクターは未開封で保管されてて遊びの楽しさを知らない可哀想なやつという印象が強いのでそこまで憎たらしくないんだよね、個人的に。
ロッツォは終わりです。— Jソン (@json_hanjukukun) June 17, 2022
『トイストーリー2』のプロスペクターが「かわいそう」と言われる理由1つ目は、「遊んでもらえる楽しさを知らないから」です。
プロスペクターは箱入りの未開封新品であり、安売りの棚で他のおもちゃが売られていくのを見ていた人生でした。
そのためウッディたちのように、子どもに遊んでもらったことが1度もないのです。
そう考えると、『トイストーリー3』のヴィランズであるロッツォよりかわいそうですよね。。。
『トイストーリー』の3や4のように、遊ばれなくなったおもちゃ達を見ると寂しくなりますが、それでもアンディに遊ばれている時のウッディはこの上なく幸せそうでしたよね。
遊ばれる幸せを知らないまま、ただただ他のおもちゃ達が売られていくのは辛く、「このままだと、いずれ捨てられるだろう」という焦りや絶望もあったでしょう。
そんな「幸せを知らないまま捨てられる自分」だったプロスペクターが、逆に「箱付きだから価値がある」になったら、それにすがって当たり前ですよね。
プロスペクターは、
- 博物館に行く
- 売れ残りとして捨てられる
の2つの世界しか知らないのですから、「博物館に行けない」となった時、ウッディを止めようとするのも理解できます。
「ウッディが誘ってたんだから、一緒にアンディの所に行けばいいじゃん」と思うかもしれませんが・・・
プロスペクターは遊ばれる幸せを知らない
アンディがプロスペクターを選んで買ったわけではないから、また売れ残りのように放って置かれたり、捨てられたりするかもしれない
と考えた場合、「知らない世界・捨てられるかもしれない世界に行くより、博物館に行く方が安心だ」と思っておかしくないでしょう。
ウッディに誘われた時、ジェシーは誘いに乗ったのは、エミリーと遊んでもらった幸せな記憶が蘇ったからですよね。
ジェシーだって「また捨てられるかも」と思わないはずないですが、それよりも「遊んでもらえる幸せ」が勝ったということは、それほどおもちゃにとって嬉しいことなのでしょう。
しかしプロスペクターは、その幸せを知らないから断るしかなかったのです。
それに「死ぬほど憧れたけど行けなかった世界」って、否定したくなりません?
例えば私は可愛い子になりたかったけどブスなので、可愛い子を見ると「ケッ」と思ってしまうという捻くれた時期があったんですが・・・(笑)
ないですかね?(^_^;)
ブスで性格も悪いとか終わってるよね(笑)
でも、
好きなアイドルが他の子にファンサしてるのを見たり聞いたりするのは嫌
不妊治療してもできなかったから、子持ちを見るのが辛くなっちゃう
など、「死ぬほど憧れたけど行けなかった世界」を否定したくなる気持ちって、あるんじゃないかな〜と思うんですよね。
プロスペクターにとって「死ぬほど憧れたけど行けなかった世界=子どもと遊んでもらえるおもちゃ」であり、幸せそうなウッディを見るのが本当に苦痛だったのでしょう。
まぁプロスペクターのように「死ぬほど憧れたけど行けなかった世界にいる人」をこちら側に引きずり込もうなんて思う人は稀ですが(^_^;)
しかし気持ちは理解できるので「かわいそう」と言われるのでしょうね。
②ウッディがいないと成り立たないキャラ
多分プロスペクターを単品で欲しがる子供は少なかったんだろう。結局売れ残ってしまって誰にも遊ばれることなくここまできてしまったと思えば、まぁかわいそうだなと思うよ #トイストーリー2 #トイ・ストーリー2
— 屡斐@生きてるだけで致命傷 (@ruiruimaru) March 13, 2020
『トイストーリー2』のプロスペクターが「かわいそう」と言われる理由2つ目は、「ウッディがいないと成り立たないキャラだから」です。
ウッディは元々、大人気の人形劇『ウッディのラウンドアップ』の主役であり、プロスペクターはその劇に登場する金鉱掘りでした。
名前がある役なのでガッツリ脇役とは言わないまでも、正直、ビジュアルも金鉱掘りという役職も、男の子も女の子もほしがらない役柄ではありますよね(^_^;)
プロスペクター自身「博物館はウッディなしじゃ要らないと言ってる。ウッディがいなければ倉庫に逆戻り」と言っていました。
=単体では無価値ということです。
というか、「ごっこ遊びをする時、主役以外は手持ちのおもちゃで代用するから、主役以外はいらない」「主役以外は持ってなかった」という方も多いのではないでしょうか?
- バービーにおける「ケン」
- リカちゃん人形のボーイフレンド(歴代で6人もいるらしい)
- メルちゃんのおともだち「あおくん」
など、主役の方は持っていても、抱き合わせで販売されている男の子の方は持ってない方も多いでしょう。
「全部集めないと気がすまない」という方もいらっしゃいますが、子どもの時って想像力豊かなので、「このクマがリカちゃんの彼氏」と決めちゃえば、それで成り立つんですよね〜
このようにプロスペクターはウッディにすがるしかない存在なのに、代用もきいてしまうという悲しい存在です。
でも人間に例えると、プロスペクターのように主役にもなれず、代用もきくという存在が大半ですよね。。。
プロスペクターの存在意義に共感を覚える人が多いからこそ、「かわいそう」という声があるのでしょう。
③振り回されている
ジェシー、ブルズアイとともに倉庫でウッディをずっとまってて、
やっとウッディがそろって博物館に行ける!って時に3人とも「やっぱり行かない!」とか言い出して— ひゆう ☯ かとる (@izanagitendo) April 13, 2021
『トイストーリー2』のプロスペクターが「かわいそう」と言われる理由3つ目は、「ウッディに振り回されているから」です。
プロスペクターがウッディに「一緒に日本のおもちゃ博物館に行こう」と言う
↓
ウッディは最初、アンディのことがあり断った
↓
ウッディがいないと、ジェシーやプロスペクターは倉庫に逆戻りになってしまう
(エミリーという女の子のおもちゃだったが、エミリーの成長でベッドの下に忘れ去られ、チャリティ行きの不用品として捨てられた)
ジェシーの過去(セールの棚に売れ残り続けた)
プロスペクターの過去「アンディは大人になるが、博物館に行けば仲間と永遠に一緒」
ということを聞かされ、ウッディは日本のおもちゃ博物館に行くことを決意
↓
バズらが迎えに来るも、ウッディは断る
↓
バズらが去った後、ウッディは自分の靴の裏(「アンディ」の文字)を見て、アンディのもとに帰ることを決意
↓
ジェシーやプロスペクターに「一緒にアンディのもとに行こう」と誘う
↓
プロスペクターは大反対
という流れであり、ウッディは1度は日本のおもちゃ博物館に行くことを決意したものの、結局は「行かない」と決めたのです。
最初から希望がないより、希望の光が見えたところで突き落とされる方が絶望感が強いですよね〜(><)
ウッディだってジェシーやプロスペクターに「一緒にアンディのもとに行こう」と誘っているわけですから、ウッディが悪いとは思いません。
しかし前述の通り、プロスペクターの世界には「子どもと遊んでもらう幸せ」はありません。
プロスペクターにとっては「おもちゃ博物館に行く」or「倉庫に逆戻り」だったので、卑劣な手段を使ってでも反対するしかなかったのでしょう。
ウッディが悪いとは思いませんが、プロスペクターは1度自分が望む完璧な希望の光が見え、そこから突き落とされたため「かわいそう」という声があるのでしょうね。
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プロスペクター最後のその後は?【トイストーリー】
ピクサーで1番のブラックジョークと言ったらプロスペクターがバービーたちを口説いてたとこだな pic.twitter.com/2moJwIGK9x
— SAMU (@samumudisneyart) June 17, 2024
本章では、『トイストーリー2』のヴィランズ・プロスペクターについて、
- 最後どうなったのか
- その後の予想
- NG集での問題行動
についてご紹介していきます!
「『かわいそう』とは言われてるけど、結局最後はどうなったんだっけ?」と気になった方に、参考にしていただければ幸いです(*^^*)
最後
『トイストーリー2』のヴィランズ・プロスペクターの最後をご紹介していきます。
ウッディに「一緒にアンディのもとに行こう」と誘われる
↓
プロスペクターは大反対
↓
ウッディは逃げようとするが、おもちゃ屋の店長・アル(人間)が来てしまい、ウッディはバッグに入れて連れて行かれる
↓
バズたちは、ウッディを助けるために追いかける
↓
アルやバズは日本へ向かう空港へ
↓
バズはウッディが入ってるバッグを見つけるが、プロスペクターに殴られる
↓
ウッディもプロスペクターに壊されかけるが・・・
↓
バズたちがカメラのフラッシュでプロスペクターを撮る
↓
プロスペクターはフラッシュの光に目がくらみ、その隙にバズがプロスペクターを確保
↓
ウッディは「遊びの楽しさを知れ」と言い、プロスペクターを女の子のリュックに入れる
↓
持ち主の女の子は人形にペイントをすることが好きな女の子で、女の子は「お化粧してあげなくちゃ」と言い、プロスペクターを連れて行く
プロスペクターの最後→ペイント好きの女の子のおもちゃになった
ということですね〜
プロスペクターは嫌がっていましたが、ヴィランズにしてはかなり平和な最後です(笑)
『トイストーリー4』のギャビー・ギャビーもプロスペクターと同じで、1度も子どもに遊んでもらったことがないヴィランズでした。
ギャビー・ギャビーも最後、遊園地で迷子になっていた女の子のおもちゃになったので、プロスペクターは境遇も最後も、割とギャビー・ギャビーと似ていますね。
『トイストーリー3』のヴィランズ・ロッツォはゴミ処理場のトラックの飾りになっていましたので、ロッツォの最後より全然良いですよね〜
その後の予想
その後の予想→抵抗しつつ、持ち主の女の子のもとで意外と幸せになっているのでは?
『トイストーリー2』のヴィランズ・プロスペクターのその後について、『トイストーリー3・4』では言及されていません。
『トイストーリー2』のラストで、プロスペクターはペイント好きの女の子のおもちゃになっていました。
その女の子はバービー人形のお顔にもペイントを施していましたので、プロスペクターもペイントされることになるでしょう(笑)
プロスペクターは2度と博物館には行けない姿になってしまうでしょうし、いずれは忘れ去られてしまうかもしれませんが、それでも幸せになれたのではないかと思います。
「自分も誰かのものになりたい」と思っていたはず
プロスペクターも元々は、安売りの棚で他のおもちゃが売られていくのを見ていた時、おもちゃにとって遊ばれることは幸せ
1度捨てられた経験があるジェシーもウッディに「アンディのもとに行こう」と言われた際、誘いに乗ったくらい、であるため、プロスペクターが望んでいた「博物館での永遠」は手に入らなかったものの、「おもちゃとして遊ばれる幸せ」は知ることができたのではないかと思うのです。
もちろんプロスペクターは落書きされる前、抵抗しようとしたと思いますが(笑)、落書き後の女の子の満足げな顔を見た時などに、幸せを知ったのではないかな〜と想像します!
2026年6月には『トイストーリー5』が全米公開されることも決定していますので、そちらでプロスペクターのその後も明らかになるかもしれませんね♪
NG集での問題行動
ピクサーで1番のブラックジョークと言ったらプロスペクターがバービーたちを口説いてたとこだな pic.twitter.com/2moJwIGK9x
— SAMU (@samumudisneyart) June 17, 2024
その後・・・というわけではないのですが、『トイストーリー2』のエンディングにはNG集があります。
【ピクサーのNG集とは?】
アニメだから撮影時のNG集はないのだが・・・
キャラクターが役者のように作品を演じているという設定で、本当にNGを出したかのようなシーンのこと。
エンドロールで流れる。
ex.)ウッディは「ウッディを演じてる」という設定で、「よ〜いスタート」から始まり、バズにイタズラしたりしてNGを出す
プロスペクターは、
セリフを話している時にオナラする
自分の箱に入ってきたバービー人形2人に「『トイ・ストーリー3』に出してあげるから」と言いながら手を握ったが、もうカメラが回っていた
というNGシーンがあったのですが、バービーとのシーンは新しく発売されたDVDやディズニープラスではカットされているんです!
枕営業を彷彿とさせるためカットしたようですね。
確かに大人が見ると「うわ〜」と思っちゃいますよね(^_^;)
おそらく金曜ロードショーでもカットされていると思いますが、昔発売されたDVDをお持ちの方は、今は見られないレア?問題シーンを見直してみてはいかがでしょうか(笑)
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プロスペクターはウッディの父親?【トイストーリー】
今日多かったのが「あ!ホーレスの仮装だ!」と思って近付いたらプロスペクターの仮装だったという
あんま意識した事無かったけど2人の服装めっちゃ似てると言うかホースカラーをしてるかバンダナをしてるかぐらいしか分かりやすい違いが無かった pic.twitter.com/bqxXWsbvCS
— 走◢⁴⁶R.N.ゆっくりと咲くかけるん (@belltree179) September 14, 2023
結論→父親ではない!
『トイストーリー2』でウッディがプロスペクター&ジェシーと初めて会った時のこと。
プロスペクターが「放蕩息子が帰ってきた」と言っていました。
『トイストーリー2』でザーグがバズの父親であることが明らかになったので、「プロスペクターもウッディの父親って設定なんだ〜」と思った方もいらっしゃると思いますが・・・
英語では「the prodigal son」と言っており、「my prodigal son」ではないため、プロスペクターとウッディは親子ではないのです!
「the」と「my」は一緒に使わないので、「the」を使っているということはプロスペクターはウッディの父親ではないということになりますね。
プロスペクターは人形劇『ウッディのラウンドアップ』で年長のキャラクターですし、あくまでウッディやジェシーの「父親的存在」ということだったと思われます!
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まとめ
実家から持って来たトイ・ストーリーのスノーグローブ。
開封したらいきなりプロスペクターとれた。
20年以上前にしては中の水の状態が凄くいい。
ガラスに接着出来るボンド買って来よ。 pic.twitter.com/UB3m2nsLc6— わっきー (@wackyjp) June 24, 2023
本記事では、プロスペクターはかわいそう?最後のその後は?ウッディの父親?【トイストーリー】と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
『トイストーリー2』のヴィランズ・プロスペクターは、子どもに遊んでもらった経験がないといったことから「かわいそう」という声もあります。
『トイストーリー』ってもちろん子どもが楽しめる作品ではあるのですが、大人になってから見ても気づくことが多くて深いんですよね〜
それでは、プロスペクターはかわいそう?最後のその後は?ウッディの父親?【トイストーリー】を最後までお読みいただき、ありがとうございました。