今回は、光る君へ周明(松下洸平)のモデルは実在?沈没で死亡?紫式部物語の周明國?と題してお届けします。
毎週日曜日20:00〜放送されている吉高由里子さん主演の大河ドラマ『光る君へ』。
5月26日(第21話)〜始まる「越前編」では、周明役の松下洸平さんも登場します!
吉高由里子さん×松下洸平さんといえばドラマ『最愛』なので、2人の再共演が楽しみですね♪
本記事では、光る君へ周明(松下洸平)のモデルは実在?沈没で死亡?紫式部物語の周明國?と題して詳しくご紹介していきます。
- 「周明ってWikipedia(ウィキペディア)に出てこないけど、オリジナルキャラ?」と気になった方
- 周明のモデルが知りたい方
- 紫式部(まひろ)と恋愛関係になるのか気になっている方
ぜひ、最後までお付き合いください(*^^*)
光る君へ周明(松下洸平)のモデルは実在?
まひろ
道長
道隆
周明
一条天皇
懐仁親王全員光る君へ出演者🥺🥺 pic.twitter.com/008LCSAWaO
— zunmi (@ystk_kate_zunmi) January 12, 2024
モデルは不明だが、
周明國 『紫式部物語:その恋と生涯』の
沈没した貿易船「南海1号」に乗っていた人
目の治療専門の名医(藤原隆家は、目を治してもらうために大宰府の職に志願) 大宰府にいた
のいずれかor掛け合わせるのではと予想!
『光る君へ』の周明(松下洸平)は、直秀やさわと同じオリジナルキャラクターなので、Wikipediaとかにもないんですよね〜(><)
周明は宋(中国)の見習い医師という設定ですが、調べたところ日本に来ていた宋の医師で歴史上の人物はおらず、実在の人物がモデルになっているわけではなさそうです。
しかし周明のモデルになったのではないかと思われる小説や出来事、名前不明の医師はいましたので、次章でご紹介していきます!
一緒に越前に来た朱仁聡は実在!
『光る君へ』で、周明は宋の商人・朱仁聡(浩歌)と共に越前に来るという設定ですが、朱仁聡は実在の人物です!
◆◇◆◇◆
宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷から、ある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる。#光る君へ pic.twitter.com/afLgE87nLo
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) March 8, 2024
平安時代中期の宋(中国)の商人。
987年以降 たびたび来日
995年 70人余りと若狭国(現在の福井県南部)に来航し、後に越前国(福井県北部)に移る
一条天皇は学問がある人に中国人と詩を作って交流してほしかった。
そのため、まひろパパ・為時を越前守(地方の国を治める役人の中で1番上)にした。
為時は紫式部と共に、996年に越前に赴任している。
997年 若狭守(現在の福井県南部を治める役人の中で1番上)に乱暴をする
1000年 定子に贈った雑物(物資)の代金が未払いになっていると訴えを起こした(※代金を持参した定子の使者と行き違いになっていた模様)
乱暴したり訴えを起こしたりと、黙ってやられるような大人しい人ではなかったようですね。
なお一緒に越前には来たものの、朱仁聡は商人で周明は医師見習いであり、別に師弟関係はないので、ずっと行動を共にするわけではないと思われます。
光る君へ周明(松下洸平)のモデルは紫式部物語の周明國?
そういえば1か月近くかけてようやくライザダルビー「紫式部物語」読了したので、(フィクションだけど)大河ドラマ周辺の時代のこと、源氏物語のこと、ちょっとはわかった気がする。
周明さん出てくるの、ほんと楽しみだー pic.twitter.com/HdLd0DoPZo— つな (@natsumikaname) January 28, 2024
『光る君へ』の周明(松下洸平)のモデルは、『紫式部物語 その恋と生涯』の周明國ではないかという声も多いです!
アメリカの人類学者・小説家であるライザ・ダルビーの本。
ライザ・ダルビーは16歳の時に『源氏物語』の英訳版を読んで日本文化に関心を抱き、特に日本文化について研究している。
紫式部の15歳の少女時代からの物語で、
- 紫式部の残した和歌集『紫式部集』
- 紫式部の残した日記『紫式部日記』
なども元にしているが、フィクション(架空の物語)であり、
- 歳を重ねた清少納言との対面
- 『源氏物語』の幻の結末
といった史実とは違う要素もある。
『紫式部物語 その恋と生涯』に登場する周明國は、紫式部の父・為時の赴任先である越前(福井県北部)で出会った中国人青年で、紫式部と淡く切ない恋に落ちます♡
『光る君へ』の周明とは、
- 名前が似てる
- 越前で出会う
- 中国人の青年
という点が共通しているため、モデルになった可能性もありそうです!
まひろと恋愛関係になる?
恋愛関係というか、恋愛っぽい要素はある可能性が高い!
まひろ(紫式部)は、
『光る君へ』内での想い人は道長(柄本佑)
史実では、越前にいる間も宣孝と文のやり取りをし、越前から帰った後に結婚
であり、越前にいる時に宋の見習い医師と恋愛するという要素はないと思われるのですが・・・
周明國がモデルであれば、恋愛関係になるはず
『紫式部物語 その恋と生涯』の「2人は親しくなっていく」とある
周明のキャスト説明にまひろ役の吉高由里子さんと、まひろパパ・為時役の岸谷五朗さんの越前編についてのインタビューで匂わせ↓
岸谷さんは「まひろが『こっちを好きになるんじゃないか』とドキドキするお父さんになる場面も」といい、
吉高さんも「まひろには『遠くの国』というワードがずっと残っているから。引っ張られていってしまうかな、という危うさがあると思います」
引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20240307-AEJ1908155/
『光る君へ』のまひろには道長という長年の想い人がいますので、周明をガッツリ好きになることはないと予想します。
「あの人(道長)は近くにいない&倫子さまがいる&遠くの国へのあこがれもあるし・・・」
と、まひろの恋心が道長から少し揺れ動くものの、結局
「でも道長さまが・・・」
となるのではないでしょうか?
それでも、道長と周明の間(+宣孝も?)で揺れるまひろの恋心と、優しいがミステリアスな周明にキュンキュンできそうですね♡
光る君へ周明(松下洸平)沈没で死亡?
光る君へ始まりますね
周明こと松下さんの登場はまだまだ先だと思いますが、歴史の勉強をしつつ、ここで来たかの衝撃を楽しむべく初回から楽しみたいと思います
平安時代といえば藤原氏
なので藤の花を編みました
でも難しかった😢#光る君へ#松下洸平_周明#編み物 pic.twitter.com/M86b1gSJD7— nononohara (@nononohara62691) January 7, 2024
『光る君へ』の周明(松下洸平)のモデルは、12世紀後半に沈没した南宋の貿易船「南海1号」に乗っていた人ではないかという声もあります(><)
12世紀後半(南宋の時代)、出港したばかりで沈没した貿易船。
1987年に発見され、2007年に引き上げ計画が実行された。
まひろが越前に行くのは996年で北宋の時代なので、時代は少し異なりますが、
- 宋の船というのは同じ
- ドラマが盛り上がる展開になる
- オリジナルキャラクターは死亡しがち
といったことから、モデルにする可能性もありそうです!
『光る君へ』のオリジナルキャラクターはこれまでに何人か出てきていますが、
直秀(毎熊克哉)&散楽メンバー
さわ(モデルは平維将の娘と言われており、父の赴任先の肥前で亡くなっている)
たね(まひろが文字を教えてた女の子)
なつめ(まひろパパ・為時の妾)
など、ほとんど亡くなっています。
そのため、周明も船に乗って沈没して死亡してしまう可能性もありそうです(><)
南海1号は出港後すぐに沈没したということなので、まひろが見送る中で沈没するかもしれませんね。。。
前述の通り、周明とは恋愛っぽい要素もあるのではないかと予想していますし、吉高由里子さん&松下洸平さんといえば大人気ドラマ『最愛』コンビ!
吉高由里子さんの目の前で松下洸平さんの乗った船が沈没するなんていう切ない要素をやるのだとすれば、ドラマ自体はめちゃくちゃ盛り上がると思います(><)
しかし前章でご紹介している『紫式部物語 その恋と生涯』の周明國は、紫式部と別れて宋には帰るものの、亡くなるわけではありません!
そのため、周明國がモデルであれば周明も死なずに済みそうです!
死亡しないとしても、まひろは宣孝と結婚するために京に戻る&周明國も宋に帰っているため、いずれにしても周明と別れることは避けられないと思います(><)
死亡しないとしても、切ない展開にはなりそうですね(><)
死なずに隆家の目を治す?
『光る君へ』の周明(松下洸平)のモデルは、大宰府にいた目の治療専門の名医という可能性もあります!
藤原隆家(竜星涼)は1012年末頃に眼病を患い、出仕(出勤)もできずに引きこもるほどだったんだとか(><)
大宰府(現在の九州)に目の治療を専門にする宋の名医がいると聞きつけ、大宰権帥(九州地方の政治を担当する長官に代わり、仕事を行う人)に志願したのです。
『光る君へ』の周明とは、
- 宋の医師
- 日本にいる
という点が共通しているため、モデルにする可能性もありそうです!
前述の通り、「周明のモデルは南海1号に乗っていた人で、沈没するかも」と予想していますが、隆家を治療する医者になるのであれば死なずに済みます!
周明がいる越前(現在の福井県北部)と大宰府(九州)ではだいぶ距離がありますが、
- 隆家が眼病を患うのは1012年
- まひろが越前から帰ってくるのは998年
であるため、まひろと別れた後に九州に行くには十分な期間があります。
目の治療専門の名医が周明のモデルだとすれば、まひろとの別れは避けられないものの、死なない&再登場するというハッピーな展開も期待できるかもしれません!
まとめ
『光る君へ』第18回、ありがとうございました。
藤原道兼役の玉置玲央でした。最期、道長の腕に抱かれて幸せだったろうな。
佑くん、本当にありがとう。皆様のお陰で道兼が魅力的なキャラクターになりました。
この作品の全ての出会いに感謝です。また必ずどこかでお会いしましょう。#光る君へ pic.twitter.com/KedNmO0K1u
— 玉置玲央 (@reo_tamaoki) May 5, 2024
本記事では、光る君へ周明(松下洸平)のモデルは実在?沈没で死亡?紫式部物語の周明國?と題して詳しくご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
『光る君へ』の周明(松下洸平)のモデルは、
- 『紫式部物語:その恋と生涯』の周明國
- 沈没した貿易船「南海1号」に乗っていた人
- 大宰府にいた目の治療専門の名医
のいずれかor掛け合わせるのではと予想しています!
いずれにしても、まひろとは別れる展開になるため、越前編は切ないラストになりそうですね(><)
吉高由里子さん&松下洸平さんの『最愛』コンビの復活も楽しみです!
それでは、光る君へ周明(松下洸平)のモデルは実在?沈没で死亡?紫式部物語の周明國?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。